ともに生き続けてきた一冊

◇◆スタンリー・キューブリックが天才かが
 重要ではなく、キューブリックの作る映画が
 大好きだった
◇◆

もう、10年以上前に亡くなってしまいましたが
僕は、スタンリー・キューブリック監督の大ファン
でした。彼のつくる映画は、やっぱり独特で
今、観ても色あせてはいません。

やっぱりいい映画を作り続けたのだなあと思います。

ところで。僕はこの一冊の本に、影響を受けました。
20年も前に(関東に住んでいたころ)、父に頼んで
八重洲ブックセンターで購入してもらいました。
父は注文をして購入したそうです。もう今では
手に入らないかもしれません。

僕は勉強することも、学校に行く事も
辞めてしまった人間ですが、唯一、
辞めなかったことがあります。それは
物語(ストーリー)を考え続けたことです。

どんなにしんどい時も、つらい時も
苦しい時も、空想することだけは
辞めませんでした。それだけが、僕が
生き続けてきた証なのかもしれませんね。

まだ、発表という形には、いたっては
いませんが、近いうちに何かしらのかたちで
出していきたいと考えています。

その10年間の空想心に満ちた(と言える?)
ひきこもりの間、この書籍には影響を受けた
というわけですね。この本は、キューブリック監督作品の
豊富なスティルがたくさん掲載されているのです。

僕は大好きでした。キューブリック監督のつくる映画の世界が。
マーティン・スコセッシ監督も大好きでしたが、
キューブリック監督の生々しい世界が見れる
この冊子は、僕の空想心を大いに刺激してくれて
自分なりの世界をつくるようになりました。

コーエン兄弟が超有名になる前の、僕が
ひきこもっていた頃の話です。もうずいぶんと
時間が過ぎたのですね。ですが、僕は
大切なものをあきらめたり、捨ててしまったり、
やめてしまったりはしていません。

未来は未だ来ていない世界です☆★
これから、どうとでもつくりあげていけるのです。
僕は未来にたいして、そう思っています。