◇◆結論は「もっと考え悩む必要があるようだ」◆◇
全国でイジメによるであろう自殺が相次いでいます。
僕も10代のころは何度も自殺を考えたので、
他人事ではない意識を持っています。
だが…ここで振り返る自分がいます。
僕は23才の時、完全ひきこもりから脱出して
社会的ひきこもりとなり、
関東から関西に引っ越しもしたので、
周りの目を気にせず、自由に外出できるようになりました。
…果たして本当にそうだったのでしょうか
当時の僕は、体調が悪く、見た目的にも
そう映ったであろう表情だったと思います。
当時の僕が何よりも一番怖れたのは、子どもの視線でした。
(一部の)子どもは奇異なものを見ると
容赦なく視線を送り、仲間といればヒソヒソ笑うこともあります。
それは、イジメの構図・縮図だと捉えています。
子どもはおどろくほど純粋で残酷なのですね。
(もちろん、すべての子どもがそうではありませんが。)
現在の僕は体調も良くなり
子どもたちに笑われたりすることも無くなりました。
いいお兄さんになれるかもしれませんね。
果たしてそれでいいのかという疑問が僕の中にあります。
けっきょく自分が良くなったならそれでいいのか
それでは、あれほど子どもたちの視線に怯えていた自分はいったい何だったのか
昔は子どもたちに嫌われていて(と思っていた)、
今は好かれているとしたらそれでいいのか
しばらくの間、考える必要があるようです。