身体的絶頂期と精神的充実期

◇◆ひとはどうしても目立つ所ばかり
 視線がいってしまうが
…◆◇

僕は最近までサッカーのJリーグに関して、
あまり関心のなかった人間なのですが、
ある機会があり、ガンバ大阪のオフィシャル・ブログを
見るようになってからは、すっかりガンバ大阪の
ファンになっていました。

ガンバ大阪といえば、どうしても日本代表の遠藤選手にばかり
話題が集まってしまいがちですが…シブい選手、華やかな選手も多く、
やっぱり優勝争いをするチームだなあと感じます☆

Jリーグって、すごく生きざまがみれるというか、
かつてバリバリの日本代表だった選手が、一チームの
一レギュラーとしてプレイしていたりする。

別にふてくされているわけではなく、その場でいっしょうけんめいに
プレイしている。顔つきにはかつての若々しさは消えていて
でも落ち着き、にじみ出ている何かが(オーラが)ただよっていて
シブ味が出ている。まるでスルメのようですね(^^)

身体的絶頂期とは、仕事が一番デキる時期
活きのいいピチピチとした魚みたいなもので
とにかくイキがいい
誰よりも仕事が出来、誰よりも長時間働け、
異性にも(同性にも)注目される
上司にも注目される

自分が中心に世の中が回っていると感じる
それは人間の性(さが)。仕方がないことですよね〜。

でも、その時期はいずれ過ぎてしまう
少しペースが落ち着いてくる
そうしてくると周りが見えてくるのだろうか
落ち着いて言動するようになる
生意気じゃなくなる

Jリーグにもそういう選手が大勢いますよね。
かつて代表でバリバリ働いていた選手
海外のチームにも在籍していたことのある選手が
現在は、Jリーグに戻り、チームでレギュラー争いをしている

でも精神的には充実しているのだろうか
チームの精神的柱になっている
チームもそれを見込んで、契約している部分がある
本人もそれは重々理解している

若者から大人になっている
成長している、もう生意気なことなんか言わない
自己中心的じゃない、自分の立場・やるべきことがわかっている
生きざまなような気がするのです。
カッコイイし、僕もそういう大人になりたいな〜と思ってしまいます☆

なんて、ガンバ大阪のオフィシャル・ブログを
拝見させてもらいながら、感じています。

どっちが幸せかなんてわからない
一概に、精神的充実期が幸せという話ではないと思います。
そんなシンプルな問題ではないと思うのですね。
でも一ファンとして、どちらも生きざまと感じれるのは嬉しいことです。

最後にひと言—
遠藤選手って、若い頃は神秘的なプリンス的風貌
(カッコウからして)をしていたと思います。
今はすっかり落ち着きましたよね〜。
でも実力的には、今が最も充実しているのかも。
そんな選手もいるのですよね〜。
だからスポーツっておもしろいのですよね。

でも芸術とか、技術とかビジネスもそうなのかな。
人生はそう捉えられるとホントにおもしろくてたまらなくなります。