コミュニティケアの実践について

◇◆机上の空論ではなく、もう始めていることです◆◇

実際に、内閣府が打ち出した
(提案した→そして実際に取り組んでいる)、
『地域に根差した子ども・若者支援(コミュニティケア)』
をそれぞれの市町村で実践しようとするなら、
整備しなくてはならない事が沢山あります。
『コミュニティケア・システム』は
簡単には出来ないのですね。

内閣府のHPをみると、わかりやすいです。
現在の子ども・若者支援がどのような方向性なのか
→どのような過程状況なのかも、わかります。
 モデル地域の事、そのモデル地域はどことどこであり、
 どのような経緯での取り組みかがわかるのですね。
 (このモデル事業そのものは、H20年度からの取り組みです。
 22年度の取り組み詳細については、まだHPにアップされては
 いませんが、20年度と21年度の詳細については、
 内閣府HPにアップされています。)

もう不可能な事案ではないのです。
「コミュニティケア」が夢物語ではなくなっている。
まだ限られた地域だけかもしれませんが、
大きな大きな第一歩、第二歩、第三歩目かと思います◎

ここで話の舞台を宝塚市に移させていただきますね。

松尾は宝塚市が取り組んできた「思春期ひろば事業」に
携わらせていただきました。(ボランティアとしてです。)
そして、あくまで松尾個人の意見ですが、一歩一歩
着実に前へ進んでいると捉えています。

それは、松尾(地域で課題に取り組むパーソン)が
お会いする方々の変化にも表れます。
(人脈の層が厚くなっていくのですね。)
(ネットワークが大切なので、コミュニティケアができる
活動しやすくなる環境が徐々に整っていくわけです。)
(まだまだ密といえるネットワークではありません。
3年目で、少しでも密のある関係・ネットワークを
築かせていただけたらと思っています。)

松尾にとっての、最初の一年間は、社協の職員さんと会い、
様々な話をしました。『自分を認める』、『他人を認める』
そこからスタートしました。自己開示等もあり、
松尾にとってしんどい時期もありました。
(パーソンの育成期間であったといえると思います。)

二年目は、実際に活動をしました。
社会的ひきこもりの方(松尾も含めてですが)と
一緒に居場所活動を行いました。
こういう書き方をするのは、松尾が職員サイドではなく、
あくまで当事者サイドのパーソンだからです。

そして三年目に入ろうとしています。

H23年度も、22年度以前同様に、全国で数市が「モデル地域」として
『地域に根差した子ども・若者支援』に取り組みます。
(今回の震災の影響がどう出るかはわかりませんが…)
以前同様、全ての市で同じ形態とはならないでしょう。
それぞれの地域で個性があるからです。

その個性がユニークさだと思います☆

この案件に関しては、またの機会に書かせていただけたらと思います。