(社会的)ひきこもりの方へのボランティアとしての接し方について

◇◆習うより慣れろだとは思いますが…◆◇

「子ども・若者育成支援推進法」が施行され、
子ども・若者支援地域協議会等が設置されて、
コミュニティケアが行われるようになっていく。
まだまだ時間はかかるでしょうが、
徐々に地域にも浸透していくかもしれません。

いわゆる、『職員』だけではなく、『地域の住民』が
スタッフとしてひきこもり支援にかかわる時が来るかも
しれませんね。

松尾は、宝塚市社会福祉協議会 フレミラ宝塚
宝塚市立大型児童センターが取り組んできた
「思春期ひろば事業」に、約2年間、
ボランティアスタッフとして関わらせて頂きました。

その中で『素人なりに』こうすればいいのかなあとか
あの時はこうやればよかったはずなのにとか
いろいろと振り返る時があります。

その振り返りは、
今後、ひきこもりサポートに関わることがあるかもしれない
皆さんのお役にたつかもしれないと考え、
このブログにて、書かせて頂けたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

●よく、かれらを腫れものとして接しない方がいいと言いますが、
 ひきこもり支援の素人の方が、いきなり、さりげなく接してと
 言われても、それは大変、難しいかと思います。
 それこそ、専門職(慣れた方)のサポートが必要でしょう。
 そう、最初はその形になるかと思うのですね。
 人間には慣れるという機能があります。
 地域住民ボランティアの方にも、ひきこもりの方にもです。

 人間には適応するという能力があるのですね。
 それはみごとなものです。宝塚で行っているひきこもり支援でも
 最初はどうだろうと思っていたボランティアさんが、
 現在では、話の中心になられています。
 お互いに慣れていくのですね。

 もちろん、その方の持っておられる資質はあるかと思いますが、
 やはり人間は慣れていく、適応していくものだと最近つくづく感じます。

 世間一般的には、思ったよりも「社会的ひきこもり」は
 理解されていないかもと受け取っています。
 お互いの誤解もあるかと思いますが、
 誤解ならば無くした方がいい。

 
また、次回に続きますね。松尾も現在は、
社会的ひきこもりのような生活なので、他人事ではないのですね◎