摂食障害について

◇◆様々なケースがあり、解決策も無いが
 気持ちの持ち方はあるのだと思う
◆◇

ある日の「若者居場所工房ぐーてん」。
専従スタッフが別の場所で打ち合わせをしていて、
(メンバー的な立場で業務を遂行する)スタッフは
まだ出勤していない時間。
松尾を含め、(パートタイマーの)サポートスタッフだけが
「ぐーてん」に残り、作業をすることになりました。

「ぐーてん」では、紙すき作業をしていて、
その作業をしていてくださいと専従スタッフに指示を受け、
サポートスタッフの皆で作業をしていました。
その中で、ふとした話の流れで、
松尾はまた少し開示をしました。

その内容は、松尾は以前、社会的ひきこもりだった20代のころ、
摂食障害だった時期があったよ〜ということでした。
今だから、笑顔で話せるのですが、当時は本当に苦しく、
鬱等病状も悪いわけですから、二重にも三重にも苦しみがあり、
「何で、俺は生きているのかなあ…」
みたいなことを考える余裕もないくらいの苦しみの毎日でした。

その「摂食障害」の内容とは、
『コーラ(1,5リットル)』を飲まないと、食事が開始出来ない
というもの。「よく、わからないなあ」と思われるかもしれませんが、
味覚のズレとこだわりの強さがゴッチャ混ぜになったような感じのもので、
そうしないと”美味しく??”食事が取れないのですね。

まあ、1,5リットルもコーラを一気に飲めば、
大体、おなかがパンパンになりますよね。
そこから食事を取ろうと思っても、ほとんど食べれない。
そんな感じです…。。。

コーラでおなかいっぱいになってしまい、
水分で胃が満杯になり、そのコーラを胃が
消化しきれなくなるのですね。
そして、唾液が沢山出てきて、最終的には吐く。
(経験のある方なら、よくわかる状態だと思います…。)

そんな摂食障害が、半年ほど続いたことがあります。
治ったきっかけはわかりません。お医者さんもわからないようでしたね。
(現在の主治医の前の担当医でした。)
色々と治った要因はあるのでしょうが、
基本的なベースである精神病状が治癒してきたということは
考えられるのかなと捉えています。

松尾にはそんな過去があります。
これから、少しずつ、そんな過去についても”感情的にではなく”
”冷静に”お話出来ればと思います◎