「NPO法人 KHJ 香川県 オリーブの会」さんにお話に行きました

◇◆テーマは「神経症やひきこもりについて」でした◆◇

雨が降ったりやんだりの、10月23日(日)、
香川県高松市の「NPO法人 KHJ 香川県 オリーブの会」
の会合で、お話をさせて頂きました。
松尾はいわゆる「講演会デビュー」でしたので、
とてつもなく緊張しました…。

ですが、オリーブの会のみなさん、とってもあたたかく
迎えてくださり、緊張はしたのですが、リラックスして
伸び伸びとお話ができました。
オリーブの会のみなさん、どうもありがとうございました。

前半、後半と部はわかれ、
前半部は、松尾をこのお話の会に誘ってくださった
「NPO法人 グローバル・シップ こうべ」の代表のMさん、
とともに、講壇でお話させて頂くというスタイルでした。

後半部は、ふたつの島に分かれ、
それぞれの島で、今回のテーマである
「神経症やひきこもりについて」を親の会の皆さんと共に
話し合うスタイルでした。

前半部から、Mさんも松尾も、かなり突っ込んで
「神経症」についてお話をしましたので、
その前半の話をベースに、後半部でも
皆さんといろいろと話し合いをすることができました。

松尾がお話した内容のいくつかです。

●不登校になり、2,3年経った頃から、神経症の症状は出ていた。
 でも、神経症(強迫症も含まれる)の症状もあり、
 なおかつ、人の目も気にして、全く外に出れず、
 その中でどんどん病状が悪化していった。

●最終的には、病状がかなり悪化し、入院することとなった。
 そこで初めて服薬すること(『完全ひきこもり』から『社会的ひきこもり』)に
 なるわけだが、そこからが『ひきこもり(病状)』との戦いだった。

●強迫症に関しては、社会的ひきこもりの時期の方が悪かった。
 こうなっては、服薬をちゃんとして、お医者に(家族にも参加してもらい)
 受診して、辛くしんどいが、耐えて治していくしかなかった。

●現在では、病状はかなり安定し、生活が営めるようになった。
 ひきこもり生活からは脱出できた、と言える。
 だが、病状が完全におさまったわけではない。
 これからも(もしかしたら一生)服薬し、病気と付き合っていくかもしれない。
 その覚悟はできている。

オリーブの会のみなさん、
とっても真剣に話を聞いてくださいました。
本当にどうもありがとうございました◎

≪最後の写真は、帰りのパーキングエリアで
夕食として食べた、とんこつラーメンです。
本当は、高松市で昼食に食べた、
さぬきうどんの写真をアップしたかったのですが、
なんと!!写真を撮るのを忘れてしまいました…。≫