すっかり紅葉したという感じではありませんが、
季節は着実に進み、秋が深まり、冬支度の声も
遠く東北からは聞こえてきます。
わたしたちの地と東北の大地とは繋がっています。
そんな想いを持ち、日々を過ごされている方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか…?
東北の大地も関西の大地も、
日本の大地も世界の大地のひとつに過ぎません。
わたしたちは赤の他人ではなく、同じく悩みや楽しさや
苦しみや幸せも抱えた人間同士なのですね。
松尾も参加させて頂いている
「NPO法人 グローバル・シップス こうべ」という
(元をふくむ)ひきこもりの若者が中心となって設立した
情報(コンテンツ)を収集・公開したり、
『場』を提供したり、当事者ならではの問題提起・啓発を行う
市民活動団体があるのですが、
その「グローバル・シップス こうべ」が、11月27日(日)にシンポジウムを催します。
関東を中心に活動されるジャーナリスト、池上正樹さんや
神戸フリースクールの田辺克之さん。
他にも、上山和樹さんなど著名なだけではない、
実際に動かれてもいる出演者の皆さんが下記のテーマでトークセッションを行います。
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『ライブトーク ふたつの「あの日」が揺らしたもの‐大震災が問うひきこもり問題‐at神戸』
日 時 :2011年11月27日(日)13:30〜16:30(13:00開場)
場 所 :こうべまちづくり会館(神戸市中央区元町通4−2−14)2Fホール
入場料 :1000円
(経費を除いた収益は「NPO法人フェアトレード東北」へ全額寄付いたします)
定 員 :80名
※詳細はこちらをどうぞ
主 催 :NPO法人グローバル・シップスこうべ&ひきこもりたちの東日本大震災実行委員会
後 援 :兵庫県、公益財団法人 兵庫県青少年本部、
NPO法人神戸オレンジの会、ふくろうの会、NPO法人情報センターISIS(イシス)神戸
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震災は(関西に住む)自分には関係ないと考えがちなのでしょうか…。
でも、どうだろう…。そんな視点でも良いのだろうか…?
という疑問符も浮かび上がってきます。
東北や関東では、震災後、ひきこもりに特化しただけでも
様々な問題点が出てきているようです。
その事実・現実を知るだけでも、とても意義があるのではと思います。
何か震災後は、日本全体が
ギスギスとした人間の営みになってはいないでしょうか…?
その生活のスタイルが一概に良くないとかそういう事ではなく、
知る、考えるというプロセスがあっても良いのではと考えます。
そして実際に動くという発展形もあることなのだと思うのですね。
長々と書きましたが、皆さんにぜひご参加いただければと願っています。