様々な経験は生きる上での糧となる

◇◆失敗もその時は悩んでも後で糧になる◆◇

先日、「若者居場所工房ぐーてん」
豊中市庄内商店街のうどん屋さんに
「職場実習」に行かせて頂きました。

これは大学や専門学校の実習と違っていて
「ぐーてん」が(松尾への)時給も払ってくれ、
実習先への謝礼金も支払ってくれるという
至れり尽くせりの就労支援です。

私は雇用(若者)スタッフではなく、
サポート(サブの)スタッフなのですが、
希望をしたので職場実習に行かせていただけました。

3日間の実習を終え、「ぐーてん」のリーダースタッフと
コーヒーを飲みながらの実習報告をしていました。
そこでリーダースタッフに言われたことは

「松尾さんはひきこもりのカフェをやりたいと思っている、
そしてその時期はまだ早く、経験を積み、
お金(サポート機関も含め)が出来てからスタートしたいと考えている、
それならばその経験は不登校・ひきこもりに限ったことではなく、
いろいろな経験を積んだ方が良いと思いますよ」

「その様々な経験を積んだ松尾さんはとっても魅力的で
”ひきこもり出身の松尾さん”に会いたいのではなく、
”松尾さんその人”に会いたくてお店まで来てくれる
お客さんができるようになる—その方々は必ず常連さんになるから」

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目からウロコのお話を聞かせて頂きました。
そうですね。フェイスブックの投稿でもそうかもしれませんが、
私の場合、わりと「不登校・ひきこもり」や「精神疾患」、「発達障がい」の
キーワードに基づいた文章が多いかもしれませんね。

べつにまったく別個の文章を書こうというわけではなく、
でもいろんな経験を積んでおけば、
多角的な視点で物事を捉えられるようになるかと思います。

これは「市民事務局かわにし」の事務局長にも
よくご指摘を受けることなのですが、
一方だけから見ずに、いろんな角度から物事を捉えられるようになる
それにはやはり様々な経験が必要なのではと思います。

それが、カフェでアルバイトをする、という話ではなく、
とにかくいろんな経験を積む機会があるのなら
飛び込んでみること、トライすること、
これなら私にもできます。

「大志を抱け、多岐に渡れ、それが君を大きくする」

今、思っていることです。

≪右上の写真は、実習先のうどん屋さんで
一日の実習終了後に「賄い」でつくらせて頂いた
きつねうどんとかやくご飯のセットです。≫