諦める戦いではない

◇◆残念でもお疲れ様でもなく◆◇

激闘といった感じの戦いでしたね。
コンフェデレーション杯グループ予選
「日本対イタリア戦」。

まさに息をのむ戦いでした。
日本は世界の強豪国イタリアに僅差で敗れましたね。
「惜しかった」という言葉は、日本代表選手には要らないでしょう。
それくらい悔しかったというわけですよね。

それは、残念ではなく、
ただ悔しかったという表現が妥当からではないでしょうか。

本田選手の試合後の対応が如実に表れていますよね。
まさにあの通りですよね。
「世界との差はまだまだあった」わけですよね。
それを認めなくては再スタート出来ない。

選手たちには「もっとやれるのでは」という思いが
あったのだと思います。でもやはり差があった。
それが現実だったわけですよね。

それを認めなくてはならない。
だって日本は、もうワールドカップに参加するだけの
レベルの国ではない。勝ちに行く、
トップを狙いに行くというレベルまで来ている。
少なくとも選手たちはそう思っている。

だからこそ、今回のコンフェ杯も参加するだけではなく、
「自分たちはどこまでやれるのか」
それを確かめるために戦いに行った、勝ちにこだわったはずです。

それが二戦二敗という結果に出ている。
世界との差はまだあるという結果に出た。
だからこそ、「よく頑張った」では終わらず、
「今回の結果が現在の差、これから一年間でどこまでやれるか」
という、とりあえずの結論に出るのだと思います。

確かにオーストラリアは強いです。韓国もです。
でも、世界一を本気で狙うならば、そこで満足していては
駄目なのではと思うのですね。
日本代表が本気で世界一を狙っているのならばです。

厳しい見方かもしれませんね。ですが、
世界を狙えないということはないはずだと私は強く思うのですね。
気負いでも気休めでもなくです。

日本代表がW杯ブラジルで優勝戦線に絡むのは
夢物語ではないのだと私は本気で思うのですね。

だから今回は厳しいことを申し上げます。
一年後、確実にワールドカップは来ます。
その時、選手たちは戦わなくてはなりません。
私たちサポーターは見守るのですね。ただひたすらです。

今回の戦いは本当の戦いのための序章ですよね。
選手たちを一年後に戦いの場に送り出すための
私たちサポーターも共に戦うための
テストマッチになったのだと思うのです。

私たちに何ができるのか、選手たちは何ができるのか
模索する時間は無いようでまだ有ります。
私たちにも出来ることがあるのですね。
あと、一年間、戦いましょう。日本代表がワールドカップで
胸を堂々と張って、世界の強豪と互角以上に戦っている姿を
イメージしてです。

「私たちは日本代表の真のサポーターなのです」

それが本気の本気で言えるようにですね。
きょうから私たちなりのサポートができるはずです。
選手たちも選手たちにとってモアベストと言える努力をするはずです。
だって世界一を本気で目指すといったのは
他ならない、選手たち自身のはずなのですから。

「ともに戦おう」