◇◆私たちサッカーサポーターもその歴史の一つ◆◇
けっきょく、今回のコンフェデレーションカップは
開催国ブラジルの圧倒的な強さの優勝という形で
終了しましたね。それにしても素晴らしい勝利でした。
ブラジルは現在、デモが大変だったりしますが、
サッカーを心底愛する国です。
来年の開催はまず大丈夫でしょう。
スーパープレーの連続で、毎晩夜遅く(朝方?)まで
テレビにかじりついていたサッカーファンも多くいらしたのでしょうね。
私もそうしたかったのですが、体調をくずしてしまうので、
それだけはやめておきました。再放送を観たりしていました。
ですが、来年はいよいよワールドカップです。
体調をしっかりと整え、本大会に臨みたいですね。
さて、今大会はサッカーの素晴らしさが随所に見られた
国際サッカー大会ではなかったでしょうか。
円熟期のスペイン、若き力の結集のブラジル、
いぶし銀のピルロ率いるイタリア、
ウルグアイやメキシコも良かったですよね。
ホントに見どころ満載のコンフェデレーションカップとなりました。
日本も三敗はしましたが、良い部分もたくさん見せれて、
なおかつ欠点もわかって、次のW杯につなげることができて
とっても良かったのだと思います(^v^)
今大会最大の見どころは、「ブラジルの若きプリンス」ネイマールと
「パスサッカーの権化」スペインの対決ではなかったでしょうか。
主催国の有利性も当然あるのでしょうが
今回はネイマールの勝利でしたね。
そしてネイマールを支えた
ブラジルの他の選手も素晴らしかったですね。
こんな素晴らしい試合ばかり観(魅)せられて、
来年のW杯本大会どうなっちゃうんだろうと
今から嬉しい困惑感いっぱいですね。
私たちは歴史を作っています。歴史に運命はありません。
私たち市民が一歩一歩着実に作り上げていきます。
その血と汗の結晶が「歴史」ですよね。
今回のコンフェデレーションカップでブラジルサポーターの
マナーがどうなるか、問題視する見方もあったようですね。
ですが、取り越し苦労で終わりました。
もちろん、ブラジルが優勝して、ブラジルサポーターの
機嫌がよかったということはあったのでしょうが、
来年のW杯、3年後のオリンピックで国際大会を立て続けに
任される責任あるホスト国です。
その意識があったのではないでしょうか。
これでブラジルサポーターはじめ私たちはサッカーヒストリーに
一ページを刻みました。素晴らしい歴史ですよね。
私たちはこうして一歩一歩歴史を刻んでいくのですね。
マイヒストリーをです。仕事をしたり、おいしいごはんを食べたり、
怒ったり泣いたり、笑ったりだって歴史ですよ。私はそう思います。
格好悪くても、それがマイヒストリーです。
マイヒストリーなら気軽に作れますよね。
もし少しでも、格好良くしたいのであれば、
(たとえば、サッカーファンであれば)、
良いサポーターになってみるのはいかがでしょうか。
「良いサポーター」。
それは選手を心地よくピッチに送り、
選手にベストプレーをさせてあげられる
ファンではないでしょうか。
今回のコンフェデレーションカップ決勝で、
ブラジル代表にあそこまでベストプレーをさせてあげられた
ブラジルサポーターではないでしょうか。
ブラジルサポーターは日本代表選手にも
良い状態でプレーさせてくれましたよね。
気遣いではないのでしょうが、
ピッチにいる人間とスタジアムにいる人間の一体感が出てくるのが、
プレイヤーとサポーターとの関係ではないでしょうか。
今回の大会で私はその良い関係性をたっぷりと感じました。
だから日本には勝ってほしいけれど、それだけではないのですね。
ここまでスタジアムが良い雰囲気ならば、
それでいいというわけではないのですが、
もう十分に心地よさを味あわせてもらったのですね。
だから日本代表が何が何でも勝たなくてもよいのですね。
素晴らしきサッカーサポーターのいるスタジアムが存在する、
ただその事実だけで、おなかがいっぱいになれるのですね(^v^)
来年のワールドカップは、私たちサポーターは
どんな歴史をつくるのでしょうか。そのことを考えるだけで
楽しくてたまらなくなる、それがサポーターの権化なのでしょうか。
「サッカーはそんな感じで観てもいいと思うよ」
私の尊敬するカズならそう言ってくれるのでしょうか。
きょうもトレーニングをしているだろう世界中のプレイヤーたち、
何かしらサッカーのことを考えている世界中のサポーターたち、
現在はこのバランスがとてもうまく取れていると思うのですね。
「だからワールドサッカーは素晴らしいんだよ、
ひきこもりだって夢を見るだろう」
そのとおりですよね(*^^)v