大自然が相手

◇◆守ってもらうのでもなく、うまく利用するのでもなく
 かれらにしてみたら、浅い部分でチョコチョコ
 されているだけ
◆◇

畑の大根がこんなに育っています。
まだまだに見えるかもしれませんが、
2か月くらい前はちっさな種でした。

自然の力はすごいものです。
これからどんどん育っていくでしょう。
そして私たちが「だいこん料理」として食すのですね。

自然は私たちに大きな恵みや安心・安全、
希望や感動を与えてくれます。

そしてときに、とてつもない恐怖や絶望を
いともたやすく与えてきます。

視点を小さな自然から大きな自然に変える時、
私たちは大人の感性となります。

かれらは大人の私たちに向かっても、
怒りませんし、笑いませんし、泣きもしません。
ただひたすら自分のペースを貫き、
私たちを自分のベースに置いています。

かれらと良い関係を築くなんていう
高慢なことは考えず、ただかれらのペースの中で
こちらから合わせて動いていくしかないのだと思います。

私たちがいるからではなく、かれらがいるから
私たちもここまで来ることができました。

私は30歳代の半ば過ぎに、
かれらが本気で怒った夢を見たことがあります。
細部はもう覚えていませんが、「恐怖」の一言でした。

そんなこと、起きるわけがないだろう、
そうその通りです。かれらはいともたやすく
自分たちのペースを貫くだけですから。
かれらがどんなことをしたとしてもです。