晩秋のカフェ プーランク

◇◆別の国のモカも飲めるコーヒーの豊かさ◆◇

秋もホントに最後の最後の12月12日(木)の
夕方、カフェ プーランクへ行ってきました。
大きい窓から見えるステキな紅葉の景色。

赤く色づいた葉も、どんどん落ちている感じで、
秋が終了に近づいていますね、と
店員さんにも話しかけそうになっていました。

どんな状況でも、人生を楽しみたい。
私たち、ひきこもり当事者にとっては
健康ならば、それができるんじゃと思ってしまう
ピュアさを大切にしてくれる空気が
プーランクにはあって、それだけじゃない
ライフの楽しみ方がこの店には詰まっている感じです。

ステキな店内の雰囲気、マスターの優しさ、
店員さんの心遣い、そしてコーヒーの美味しさ。

これから冬が本格的に始まりますが、
冬の季節もプーランクにはストーブが入っているでしょう。
私たちをあたたかく迎えてくれるでしょう。
私たちは冬を迎えます。春も待ちます。
夏は遊びます。また秋が来て物思いにふけます。

プーランクはそっと見守ってくれるでしょう。

今回、私が飲んだコーヒーは
「エチオピア・モカ・イルガチェフ」という名前のモカで、
モカはイエメン産(モカマタリ)もあり、
エチオピア産もあり、同じエチオピアでも
それぞれの産地によって呼び名も内容も
違うものだそうです。ちなみに「イルガチェフ」という
ネーミングは、エチオピアの「イルガチェフ村」で
栽培したから、こう付いているのだそうです。

さいきん、日本に入ってくるモカは、
エチオピア産が多く、美味しいとされているのだそうです。
今回のエチオピアモカはあまり苦くなく、
コーヒーの苦みが苦手という方もいけそうな感じです。

さらに、落ちついたBGMの中で、ゆったりと読書も
できそうな感じ。コーヒーと音楽はステキで素晴らしくて
みんなで楽しむものというこの店のポリシーを感じます。

私がコーヒーを飲んでいる間、
マスターはコーヒー豆のチェック(手入れ)をされていました。
ああ、この人はコーヒーと音楽を
ホントに愛している人なんだなと思いました。

のしっと重みのある旨みがあるのですが、
飲みごたえは軽やか、さわやか、後味もそうです。
モカだけではなく、豆から淹れるコーヒーは
皆、そういうところがあるのかもしれませんね。

バロック音楽、ジャズ、ロック他、
様々な音楽(BGM)をそろえているのだそうです。
「松尾さんは何かお聴きになりたい音楽(ジャンル)はありますか」
とマスターから、リクエストOKをいただいたのですが、
このとき流れていた、バロック音楽のままでいいですよと
お答えしました。本当に素敵すぎるバロックでしたので、
変える必要はないと感じたのですね。

帰り道、コーヒー豆は世界で何種類くらいあるのだろうか
と疑問がわいてきて、今度、プーランクへ行ったら、
なんでも知っているマスターに聞いてみようと
能勢電鉄の車中で考えているのでした。

宝塚という遠めのまちから来た、
私というお客に気を使ってくださり、
お水のおかわりをさりげなくしてくださる
店員さんのやさしさにも感謝です。

たしかに宝塚市山本から、猪名川町の日生中央駅は
ちょっと遠めかもしれませんが、この店に来る価値は大ありです。
今度はランチタイムに来て、
「アップル・シナモン・パンケーキ・バニラ添え」を
食べるぞと意気込んでいました。

詳細は、プーランクのホームページ
プーランクのフェイスブックのページをご覧ください。