働くということ

◇◆シンプルだし、複雑だし◆◇

現在、私は週に二日ほど、川西市のNPOで
事務アルバイトをしています。
週二日なので、時間はあります。

ひきこもりの方の居場所活動や、
その他のボランティア等をいれても、
やっぱり時間はあまります。

一年前までは(体調を大きく崩していたので)
それで良かったのですが、(そのころは
豊中市の作業型居場所でアルバイトを
週二日していましたが)、さいきん、また少しだけ
体調をくずしましたが、だいぶ持ち直してきたので
また、少し働きたいと考えるようになりました。

ですが、私にはハンディキャップがありすぎるのですね。
それは病状とか障がいとかそういうことではなく、
体調を整えて、いざ働きたいと思っても、
働ける場がないのですね。

ハローワークで紹介していただいた会社に行っても、
面接は受けさせてくださるのですが、まず、落とされます。
「ひきこもり」という経歴は、
あまりにもネガティブな要因なのですね。

面接で店長さんと話が盛り上がったとしても、
店長さんのもっと上役の方(人事部の方)に
不採用にされてしまうようなのですね。

頼みの「サポステ」も、39歳までなので、
41歳は対象外のようです。う〜ん、難しいですね。

私たち「ひきこもり」にとって、「働く」ということは
大きな大きな意味(意義・価値)を持ちます。
生きていく活性剤、生活を楽しむカンフル剤、
親に感謝できる(父親は何十年も働いてきたわけですから)
聖水とでもいうのでしょうか。

とにかくすごくプラスになることなのです。
個人の見方、会社の見方、行政の見方、
社会の見方、人間としての見方、、、
まだまだ、いろいろと難しいものがあるようです。

でも、とにかく仕事を探すしか手段はありません。
と言いながら、ハローワークのインターネットサービスを
見る毎日になってしまいます…。
それでも、もともと生きづらい特性を持つ私たちです。
そう簡単に、自分にマッチした仕事が
見つかるわけではありませんし、
見つかったとしても採用までこぎつけられるかは
まったくわかりません…。

「働くとは、毎日の積み重ね。
少しずつの成長を自分でも感じられる素晴らしい行為。
今までそう感じてきたので、次の働く場も探し続けます」