◇◆カフェタイムはいつでもあじわえる◆◇
ひきこもっている人にこそ、このおいしさを味わってほしい。
ちょっとお金はかかるけれど、本格的カフェでコーヒーを飲む。
ホットケーキやパンを食べる喜びはすごいです。
美味しいというより、心地よい幸せという感じかな。
確かに自分の手で稼いだお金ではないかもしれないけれど、
そんなことは二の次です。味わう、幸せをあじわう。
「生き抜いてきて、ホントに良かったよな〜」
と心から感じられると思うのですね。
私も関東に住んでいた時に、精神病院に入院して
一か月ほどたったころ、自宅に外泊したさい、
帰り際に父と母と３人でカフェに入りました。
あの時のアイスコーヒーの味は忘れられません。
一生のうち、一番、おいしかった、幸せを感じた
コーヒーの味だと思います。
帰宅して、母に手料理をつくってもらう、
何日も前から用意してくれていたもの、
帰りのスーパーで一緒に買った、美味しそうなお惣菜。
すべてが美味しく、おいしく、
こころから幸せを感じることができた、あの喜び。
私の病気はそこから本格的に始まったといえるのですが、
戦い抜く、そばにいつもあったカフェタイム。
今、戦っている皆さんのそばにも有ってほしいのですね。
