生きることについて

◇◆どんな時でも生きることはやっぱり素晴らしいこと◆◇

生きることはいいものです。やはり生きていないと
何も感じられなくなるからです。自ら、命を絶つことは
あまりにも悲しいことです。それに感じる、考える、
動いてみる他にも沢山あり過ぎることが
行えなくなってしまいます。だから私は生きています。

福祉の勉強をしていると、生活苦、貧困、障害という言葉が
出てきます。そのたびに私は立ち止まって考えたりします。
私は自由すぎるかどうかをです。たぶん、不具合を抱えていることも
あるのだと思います。

ですが、食べれて、飲めて、眠れています。
生理的欲求を満たせています。あとは、どうしていくか、
どのように現状を考えていくかなのだと思うのですね。

そんなことはわかっているという反論、よくわかります。
でも、どうすることもできないんだというご意見(心の叫び)もよくわかります。

確かにどうすることもできないことは、世の中にはたくさんあります。
だからこそ、今は耐えてほしいのです。そして生きてほしいのですね。
あなたにです、耐えて生きてほしい。状態というものは、
必ず好転します。人を信じられなくなったあなたにも
人じゃなくてもいい、何かを、そして出来たら誰かを信じてほしいのですね。

私は自室にひきこもっている時、誰かを「坂本龍一」を、
何かを「国際スポーツ」を信じていました。
そこには見た目だけでは分からない、
いろいろな問題もあるのだと思います。

ですが、信じることができた——心の病にかかっていたとしてもです。
たぶん、それは「希望」だったのだと思うのですね。
希望を持ち続けていたのだと思うのです。

苦しいときこそ、何かを信じてほしい、誰かを信じてほしい、
まやかしでも構わない。今の今を乗り越えれたら、
切る抜けることが出来たら、その先は必ず
「楽しめる」「安らげる」人生というものがあるのだと
心から思うのですね。

「信じることから、人は始まる」
「信じることで生きることは続けられる」
と心から思うのですね。私はそうして、41年半、生きてきました。