交流会:二日目「神戸まちめぐり」

◇◆気の合う仲間とは何度歩いても楽しいもんさ♪◆◇

2月18日(土)〜19日(日)の二日間にわたって開催された
「社会的ひきこもり支援者全国実践交流会in神戸」
の二日目、「神戸まちめぐり」。

一日目の「当事者交流会」に続いて、
NPO法人 グローバル・シップス こうべの運営で
当事者、ご家族の皆さんと神戸をめぐりあるいて来ました〜♪

北野異人館街はとっても素敵です。
街全体がメルヘン的でもあり、現実の生活のにおいもする、
その双方性=対象的とは言わない溶け込んだまちの雰囲気が
普段まち巡りなどしない私たちの想像力を刺激してくれるのですね。

この先に何があるというんだろう
ウツっぽさなんか、吹き飛ばす創造力豊かな街並みが
タイムスケジュールを押してでも、まだここに居たい
という想いにさせてくれます。

アンパンを一個だけ買って食べたのですが、
この町で作られたアンパンをここで食べるからこそ
得れる空想チックな味わい。

今日で交流会は終了するから、
明日からは普段の生活に戻るわけだけれど、
それでも今だけは想像力豊かな気持ちにさせてくれる、

それはまちの力だけではなく、参加してくれたみんなの気持ちの豊かさ、
コミュニケーション力があるから豊かだとか
そんな単純なことではなく、人が持ち得る気持ちの豊かさって
仮に普段押し込められているのならば
何かのきっかけで発散する機会があったらその時こそ
きらめく、豊かなものになる、そんな人の持つ輝いたものを感じるのですね。

何気なく食べるランチタイムでも
確かに南京町はエネルギッシュでパワーがみなぎっていて
ホントに魅力的な街なのだけれど、行くメンバーによって
こんなにも素晴らしく、分かりやすく言えば楽しめるものになる

シンプルなチャーシュー麺でも仲間と食べるだけで
こんなに美味しく楽しくいただける
それがセルフヘルプであり、エンパワメントであり、
どんな人でも持つ多様な力を感じるのです。

と、哲学チックに語ってしまいましたが、
要するにチャーシュー麺も北京ダックもとっても美味しかったよ〜
ということを申し上げたかっただけなんですね〜(^_^)
中華街でゆっくりお昼休憩を取った後は、
メリケン波止場へ向かいます。

私はこの神戸震災モニュメントを初めて見た時は
すごい衝撃がありました。ショックでしたし、
これがそのまま残してあることにも
すごく強い想いを感じずにはいられませんでした。

東北の大震災が起き、一年が経ちましたが
これからなのでしょうし、私は神戸の震災も経験していませんが
どこに居たとしても感じること、直接的な痛みは経験者しか
わからないのかもしれませんが、
同じ人間として感じることはあるはずなので、
その気持ちは持ち続けるのだろうなと
このブログを書きながら強く感じます。

モニュメント近くにある施設内のイスに腰掛け
少し休憩し、ひとまず今回の神戸まちめぐりは終了です。

打ち上げではないのですが、
元町のファミレスでみんなでドリンクや
軽いお菓子をいただきました。

有意義という言葉がぴったりなのでしょうか、
そんな二日間でした。振り返りでもいろんな声が出ますが
やはりやって良かった、内容のある・濃いものとなって良かった
という話題に至ります。

私たちは催す側でしたが、
参加された方々が有意義と感じられたか、
私たち当事者・親御さんにとって内容のあるものだったか
それが第一です。

その発想を基本ベースにこれからも活動していきたいと
強く感じました。今回、交流会に関わった多くの方々、
参加してくださった方々、本当にどうもありがとうございました。
—炭酸ジュースがシュンと効いたお疲れ様会にて
みんなでのいろいろな話し合いが続きました。