訪問サポートという支援の仕方

◇◆それぞれの訪問の考え方◆◇

病気でもなんでもそうですが、手当が遅くなると
物事はどんどん悪くなりますよね。
今回の私の病状もそうですが、
手当が遅くなってしまいました。

摂生のの悪い生活をしてしまい、
ちょっと病状が悪くなっても「大丈夫だろう」
と病気をなめてそのままにしてしまい、
すっかり体調をくずして、今の次第です。

この状態になったら、なかなか外に出るきっかけが
つかめない感じたのですね。私はつながりがあるから、
連絡を取り合ったりしますが、つながりがなければ
出るきっかけはなかなかつかみずらいと思います。

ここでアウトリーチとして支援につなぐという
方法について考えてみます。
とっても良い支援方法だと思います。
最初に親御さんが窓口に来る(支援スタッフと面談)、
次に本人さん、親御さんの了解のもと、
訪問する(ここが難しいですね。もちろんいきなり
本人さんには会いません。意思表示を見てもらうだけです)。

お手紙をことづける、会えたら会う。会えなくてもあなたのことを
心配している者がここにいるよという意思表示なのですね)。

実際はここまでスムーズにはいかないのでしょうが、
アウトリーチに会い、支援(医療を含めた)につなぐ
ということは大事だと思います。

支援につながないと私のように
病状が出てくることもあるのでしょうし、
外に出るきっかけもなかなかありません。
そしてこれは遅ければ遅いほどこじれてきます。

ひきこもりが悪いのではなく、
その状態が心身に悪い影響を与えるのですね。
家は安心・安全でなくてはなりません。
なのでアウトリーチも徐々に本人さんの承諾を
取ってからです。

アウトリーチは慎重さと丁寧さの二つがキーポイントです。
じっくりゆっくりなのですね。本人さんの手当は大切ですが、
焦ることは、本人さんの人権を損ねることになります。

私はあなたのことを本当に案じていますと
理解してもらい、そこから関係をつくっていく、
そして「つないでいく」ことになるのでしょう。

みんなでアンマンを食べたくなる関係なのでしょうか。
そのようなニュアンスが、
「訪問サポート」にはあるのかもしれませんね。
本人さんだけじゃなく、ご家族もサポートしていく、
優しさ、あまさもあるパーソナルが必要なのかもしれません。

私は幾名かのアウトリーチをされている支援者を存じていますが、
一緒にアンマンを食べたくなる方が多いのですね。
優しく、きめが細かい、そして優しく、
そんなキャラクターが訪問サポートには大事なのかもしれませんね。

なるべく早くに支援へつなげる
でも焦らず、じっくりゆっくりとその方とご家族と向き合っていく、
支援の重要さですよね。