学習障がい(LD)について

◇◆ハンデはあってもしっかりと働ける◆◇

映画監督のスティーブン・スピルバーグが
自分は学習障がい(LD)であることを公表しましたね。
とっても勇気のいることだと思います。

自己開示というものは本当に難しいことなのですよね。
私も精神病院に入院していたことを
ブログにて公表する際は、とっても悩みました。

世の中が進んできたとはいえ、
やっぱり偏見は根強くあります。
「あの人はああいう人だから、近づくのはやめておこう」
といった偏見による差別ですよね。

でも良い面も多くあります。
「ああ、松尾さんはハンディがあるから
ここまででよいですよ〜」という優しさをもらえます。

同情ではと言われれば、そこまでですが、
同情か、優しさかはその方と普段接していればわかります。
私は現在の職場で優しさをいただいています。

話は変わりますが、私にも学習障がいがあります。
昔から物覚えがとても悪く、人の5倍以上時間がかかりました。
でも良い教師との出会いがありました。
算数の九九を丁寧に教えてくださった先生がいました。

物覚えは悪いのですが、
時間をかけたら九九を覚えることができました。
逆上がりも縄跳びの20とびもできませんでしたが、
小2の段階で九九はマスターしました。

教師の方、支援者の方、親御さん、
皆さんの支えがあれば、学習障がいであっても、
他の発達障がいであっても、
ある程度克服することができる—
十分に社会で働けると私自身は思っています。

言葉では簡単に言えますが、実際は難しいですよね。
まつわる書籍を購入されている方も多くいるかと思います。
「知ること」「この子に合った方法を考えること」
「先生方や幾人もいる支援者に助けを求めること」

どんな子どもも光り輝く未来を歩いてもらいたいと
ヘタクソな文章を書きました。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。