若者就労支援施設としてのカフェ

◇◆若者(当事者)だからといって甘えはない◆◇

私はいつの日か、カフェを行いたいと考えています。
少し前まで、健康であればできるものだと
甘く見ていました。

私にはできないことが多すぎます。
その部分を仲間にやってもらえばいいんだ、
なんて、本当にアマちゃんなことを考えていました。

カフェブログなんて身勝手なものをつくり
いい気持になっていたのかもしれませんね。

今は、少し変わりました。できないことが多すぎるのですが、
人に頼るのではなく、自分自身ができるようになること。
皿洗い、掃除、そして料理、
母に習い一から勉強しています。

毎朝、卵焼きや目玉焼き、ゴーヤチャンプル等をつくり
朝食なら自分一人で作れるようになりました。
最近では夕食も母に手伝わせてもらっています。

優しく教えてくれる母。
ここで感じたことは、皆が叱って覚えるとは限らないということ。
私みたいな甘い性格の人間は
叱るではなく、優しく教えてもらったほうが伸びるということ。

事実、料理の腕は少しずつですが、伸びていると思います。
指導員が甘えさせるだけではなく、怠慢等があれば叱る、
ですがよくできたときは誉めてあげる、
これも大切ではと考えるようになりました。

これも甘いとお叱りを受けそうですが、
若者はうたれ弱い方が多いと思います。
実際の職場では怒られっぱなしだと思いすが、
カフェ業に慣れるまでは、スキルを得るまでは
優しく、時に厳しく教えると良いのではと考えるのですね。

厳しかろうが、優しくしようがやめる奴は辞めるよ
とのご意見よくわかります。
でもこうは考えられないでしょうか。

辞めた人間にはすごい資質があって、
ただ打たれ弱い。根性がないのですね。
でもその根性なしでも、一定の能力を持っていて、
そこを伸ばせば、いっぱしのスタッフになれる。
一本立ちできるほどのスペシャリストになれる

私ごときがこんなことをいうのはおかしいのですが、
意外な人が意外な才能を
持っていることもあると思うのですね。

そう考えると、人が輝いて、素敵な存在に見えます。
まあ、そんな甘い考えでは、
この社会を歩き回れないと思うのですが。

若者はやる気を出せばやります。
やる時はやるというわけですね。
ただスイッチが入りずらいのですね。
甘えに聞こえるでしょうが、スイッチを入れるのも
もしかしたら支援者の役目なのかもしれませんね。

「怒るのも愛情、誉めるのも愛情」
こんなのはいかがでしょうか。