◇◆きめの細かいセーター◆◇
写真のセーターは今から10年ほど前に
まだ体調が良くなくて、神戸大附属病院に
通院していたころに両親に買ってもらって、
毎回、着ていた一張羅のセーターです。
このころは本当に体調が良くなくて、
毎回通院するたびに病状が出てくるという
通院・毎日が必死の戦いでもあった時期です。
体調が悪くても、おしゃれ心は人一倍あって、
髪形やファッションにはとても情熱をかけ、
上着やセーター類、ズボン選びにも
エネルギーを注いでいました。
そんなこんなで20歳代から、30歳代に入ります。
30歳に入ったころに通信制の高校に通い始めました。
通信制の大学にも行き、
さいきんやっと勉強が面白くなってきました。
そのGoodな傾向に反比例するように
この青いセーターを着なくなっていきました。
本当に着ません。自分のアルバイト代で
購入したユニクロや他のファッション店の服ばかり着ています。
母に時々言われます。
「ねえ、たまにはあの服を着てもいいんじゃない(^^)」
いえ、母に指摘されても着ないのですね。
何のこだわりがあるというのだろう、
とにかく着ません。そんな自分を楽しんでいるかのように
着ないのですね。母の返事にも何も答えません。
しばらくの間、このセーターは着ないようです。
それでいいのかどうかは40歳代に入った私が
正解を自分なりに出すのだと思います。
もう少し結果を出したいし、実力もつけたいです。
もう少しで着れると良いのですが。
そんな想像の枝葉を楽しんでいるこの真冬シーズンです。
(ですが、もう真冬は過ぎたようですし、
冬も次第に緩まり、青いセーターのような
こってりとした真冬用の服は着なくなり、
青葉のような若々しい服を好む季節(春)に入る気がします。
来年の冬シーズンは
どんな好みになっているかはまったくわかりません。)