『奈良時代を考古学する』・・・4つのキーワード

(%紫点%) 「平城遷都1300年記念特別講座」(4月〜9月:全7回講義)の第四回の報告です。
・日時:6月25日(金)pm1時30分〜3時30分
・場所:すばるホール(会場:小ホール)
・演題: 「奈良時代を考古学する」
・講師: 笠井 敏光先生(文化プロデューサー)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(%エンピツ%) 講義の内容
《4つのキーワード》
「宮」
・飛鳥京→藤原宮→平城京→難波宮→長岡宮→平安宮
・「内裏」・「大極殿」・「朝堂院」の配置
*(宮内の殿舎の配置を考察する)
「寺」
・飛鳥寺→山田寺→川原寺→薬師寺→国分寺
・「伽藍配置」(塔と金堂の数・・・一塔3金堂、一塔2金堂、一塔1金堂など)
・「伽藍配置」(塔と金堂の並び・・・直列、並列、多様)
・「瓦」〈文様・・・単弁、複弁、多様)
*(瓦の文様、塔・金堂の配置を考察する)
「器」
・「土師器」(杯AⅠ群、杯BⅠ群、高杯Ⅱ群)
・奈良時代初期:律令的土器様式(器種文化、規格性、互換性など)→奈良時代後半:器種減少、簡略(粗悪))
*(平城宮土器の編年を考察する)
「祭」
・人形代、馬形代
*(律令的祭祀を考察する)

(%ノート%) 奈良時代を、「宮」、「寺」、「器」、「祭」の4つのキーワードから考察。
・(倭)→日本〈律令国家)、大王→天皇〈中央集権)・・・7世紀後半
・701年:大宝律令