(%紫点%) 後期講座(9月〜1月:全14回講義)の第1回の講義報告です。
・日時:9月7日(火)am10時〜12時
・場所:すばるホール(3階会議室) (富田林市)
・演題: 「大王の世紀」
・講師:笠井 敏光先生(文化プロデューサー・大東市立総合文化センター館長)
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(%エンピツ%) 講義の内容(要約)
1.歴代天皇の墳墓(宮内庁によって「陵」として管理)
・第1代神武〜第9代開花・・・欠史8代(実在不明?)
・第10代崇神〜第13代成務・・・実在、陵墓(大和の南ー北部)
・第14代仲哀〜第24代仁賢・・・実在、陵墓(河内・和泉)
・第25代武烈〜第29代欽明・・・実在、陵墓(単独)
・第30代敏達〜第33代推古・・・実在、陵墓(太子町)
2.陵墓と宮
・陵墓・・・墓域の移動、出身地(出自)、政治的な意図(みせる王権=宗教的権威)
・宮・・・政治を行っている所(大和地域)
*古墳群の所在が権力の所在をあらわすのか?
「政治の権力の中核はあくまで大和であって、古墳群の地域は墓域にすぎない。」
「巨大な大王墓は、国内を支配する視覚的な構造物として計画され、それを実行するために最も効果的な交通路に沿って築造された。」
・難波と大和飛鳥を結ぶ、国家によって飛鳥時代につくられた大道(大津道、丹比道)に沿って、百舌鳥古墳群、古市古墳群、磯長谷(しながだに)(太子町・王陵の谷)。
3. (王) − (大王) − (天皇)
・(王)・・・千葉県市原市の稲荷台に所在する円墳から出土した「王賜」銘の鉄剣などから「王」と呼ばれていた時代
・(大王)・・・埼玉県稲荷山古墳出土鉄剣に記載されている「ワカタケル大王」と呼ばれていた時代→ 5世紀後半から7世紀後半
・(天皇)・・・第40代天武天皇が、大王から「天皇」という称号を始めたという説が広く支持されている。(天武天皇在位:673年〜686年)
4.倭の五王について
・讃 珍 済 興 武
・雄略=武 ・・・(ワカタケル大王)
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(%緑点%) 「懇親会」の報告
・日時:9月7日(火)昼12時から約1時間 (会場:すばるホール・アルデバラン3階)
・当日の講義終了後、昼食(600円の弁当)を食べながら、初めての”懇親会”を行いました。(右の写真は、懇親会が始まるところです。)
・参加者:31名(女性7名、男性24名)
・笠井先生の挨拶に始まり、各自の自己紹介など。
・横のつながり=仲間作りの機会ができればと思っています。
・尚、懇親会の司会は、西賀(さいが)さん。(ご苦労様でした)