「始皇帝と大兵馬俑」展の見学

〇7月19日(火)午前10時頃、地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」から歩いて約10分、「国立国際美術館」(大阪・中之島)で開催中の《始皇帝と大兵馬俑展》を見学。(平日と夏休み前なのか、入場者はほとんど並んでいない。ゆったりと見学。)

・右の写真…右側は各所に配布されたチラシ。左側は入場券(大人:1500円)と音声ガイド利用券(520円)。展示期間は7月5日〜10月2日。

〇大兵馬俑展のあれこれ
・最初は「秦王朝の軌跡」の展示…秦王朝は紀元前777年〜206年。秦の本拠地は、西の奥地の山岳地帯。小国から巨大帝国への軌跡を展示。−秦王朝は、北方民族と交易などで文物を積極的に取り入れている。「祭祀用の玉装飾」、「玉剣、金剣鞘」など。

・今回のメインである「兵馬俑と銅車馬」展示へ。…今から約40年前(1974年)に、始皇帝陵から約1.5km離れたところで兵馬俑が発見。実際の人馬とほぼ同じ大きさの陶製兵馬(始皇帝のための殉死者であるので兵馬俑と呼ぶ。俑とは死者を葬るときにそなえる土偶の意味である。)…「将軍俑」、「立射俑」、「謎の半裸の男(巨漢の俑)」、そして「銅車馬」などは、しばし立ち止まり、音声ガイドは2〜3回聞いていた。

・右上の写真は、展示の最終にある撮影コーナー。レブリカの兵馬俑が数多く並び、来場者は記念写真を撮っていた。