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月日:9月29日(金)
・【コース】:南海天下茶屋駅(8時40分)−泉佐野駅=バス=犬鳴山バス停−瑞龍門−義犬の墓−七宝滝寺−行者の滝−(昼食)境内−往路戻り−犬鳴山温泉街(現地解散13時30分)
・参加者:14名
・天候:晴れ
・リーダー:佐藤義夫
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〇犬鳴山・七宝滝寺(右上は、参道の入口にある案内地図)
・犬鳴山(いぬなきやま)とは、山の名ではなく、七宝滝寺(しっぽうりゅうじ)の山号。
・真言宗犬鳴派七宝滝寺は、修験道の開祖・役行者が661年に開山したと伝えられ、葛城修験道の道場と有名。
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〇森林と渓流に恵まれた犬鳴山
犬鳴山は、市街地からそれほど遠くないが、巨岩に続く渓谷と奥深い森は、霊験あるパワースポットとして人気がある。(右の写真の滝をふくめて、巨岩にかこまれた大小いくつかの滝がある。)
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〇いろいろな伝説
◆義犬伝説
今から1000年以上も昔のこと。宇多天皇の代、猟師が狩をしているとき連れてきた犬がうるさく吠え立て、狙った鹿に逃げられた。怒った猟師は犬の首をバッサリ。その犬は、猟師に襲いかかろうとしていた大蛇に噛みついて息途絶えたといいます。猟師は自分を救ってくれた犬を供養するため七宝滝寺の僧になる。この事を聞いた天皇はいたく感動し七宝滝寺に以後「犬鳴山」に改めよと勅号を賜ったという。
◆志津女伝説
官女の志津は、御所に出入りしているうちに淡路の小聖という修験僧に恋い慕うようになった。しかし、小聖は修行に妨げになるからと犬鳴山に逃れた。…志津はあきらめきれず、犬鳴山に小聖が修行していることを聞き、犬鳴山を訪れた。しかし、険しい渓谷の山路、飢えと寒さ、そして、山は白雲に包まれて道を見失い、路傍で悶死した。…憐れんだ村人は懇ろに葬った。このことがあってから犬鳴山に白雲がたちこめる日は必ず雨が降ったので「志津の涙雨」といい、さらに、志津が倒れた付近から湧きだす清水を「志津の涙水」と呼ぶようになった。現在でも、涸れることなく、清水がしたたり落ちている。
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〇行者の滝
七宝滝寺の本堂の奥に、行者の滝がある(12mの滝)。霊力のある滝として、全国各地から訪れる人が多いという。弘法大師もこの地で修業したと伝えられる。(写真の右奥に見えるのが「行者の滝」です。)