信州・小布施「北斎館」の見学

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「北斎館」 (長野県上高井郡小布施町大字小布施)
11月10日(金)、午後1時頃、画狂老人 葛飾北斎肉筆画の世界「北斎館」を見学。
・右の写真は、「北斎館」。北斎の肉筆画と天井絵を備えた祭屋台2基を展示。また、特別展示(9/2〜11/27)『北斎漫画の世界展』を開催中。
・葛飾北斎(1760年〜1849年):江戸後期の浮世絵師、90歳まで描き続けた。ゴッホやモネら西洋絵画に影響を与えた。
・北斎は、80代半ば、小布施の豪商・高井鴻山の庇護の下、江戸から約240kmの小布施を訪れ、晩年の集大成である肉筆画に全力を注ぎこんだ。

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「岩松院」天井絵(小布施町雁田)
(11月10日)、「北斎館」から東に約1kmのところにある、曹洞宗梅洞山「岩松院」(がんしょういん)の本堂内の大間、21畳の大きさの天井絵「八方睨み鳳凰図」を見学。嘉永元年(1848)北斎89歳、晩年最大の作品。
*(C)絵葉書「鳳凰図の一部」*
岩松院の天井図。中国から輸入した岩絵具に、金箔4400枚を用い、百数十年以上過ぎるもその光沢は輝いて、北斎翁と高井鴻山の不滅の意気がうかがえる。
・(A)絵葉書:祭屋台天井「男浪」、(B)絵葉書:祭屋台天井「女浪」

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〇大阪・あべのハルカス美術館
「北斎-富士を越えて-」の見学
11月14日(火)午後1時過ぎに行き、約2時間待ちで見学。やっと入場しても、場内は混雑。…しかし、小布施の「北斎展」でそれなりに見学していたので、少し速足で2回往復して、好きな作品を見学。