10月の講座風景②…現代国際政治の現状分析

〇「現代国際政治の現状分析」−米国大統領選、中国の現状分析、日本の問題
・2020年(後期)(歴史コース)10月13日(火)の講義
・講師:村山高康先生(桃山学院大学名誉教授)

◆大統領選挙とアメリカの政治情勢
・トランプ大統領と共和党の関係、ハイデン候補と民主党の内情
・混沌の中の大統領選挙
・日本のマスコミの主流は民主党寄り、テレビなどでは分からないアメリカ政治の実情
・歴代民主党は日本に対して、親日?。

◆中国と国際関係
・中国は如何にして「大国」になったか。1989年天安門事件と鄧小平の改革開放路線
・安価な農村の若年労働力(推定3億人)動員。先進国からの先端技術導入。
・.軍事力の拡大。
・中国の抱える隘路:飛躍的な発展をしてきたが、弱点も多く抱えている。伝統統的な経験工学(製造業)の遅れ。食料生産の不足と水資源の不足。疫病・洪水・民族反乱・宗教反乱など。(以下、省略)

◆日本の動向
・菅新政権の課題:コロナ対策と経済再生。経済復興で学術興隆(教育予算の増額)、
 安全保障体制の強化
・国際社会秩序の再編へ貢献…TPPの役割、開かれたインド太平洋戦略の強化。