みのお市民人権フォーラムに行ってきました♪

こんにちは
Oやんです(%ニコ女%)

箕面市では、12月の第1土曜・日曜に「みのお市民人権フォーラム」が、開催されています。
今年で第25回だそうです(%王冠%)

Oやんは、長い間『箕面寝民』だったので、ここ数年でこのフォーラムの存在を知りました(%痛い女%)

知ってもなかなか参加できなかったのですが、今年は絶対話を聞きたいと思い、午前中仕事を休んで行ってきました(%ひよこ%)

今年の全体会の講演は、栗原美和子さん。
某TV局のプロデューサーで、猿回し芸人村崎太郎さんの妻でもあります。
彼女は結婚後、村崎さんの出自を私小説として世に出しました。
それを知っていたので、どうしても聞きたかったのでした。

栗原さんは舞台に上がるなり、「私は専門家じゃありません。でもリアルな話は伝えられる」とおっしゃいました。

まず、彼女がドラマを作る時は、生半可な知識ではなく、題材になることをよく知った上でないと作らないとおっしゃいました。

それから、村崎さんとの出会い、結婚、出版、家族との葛藤など、時系列で大変わかりやすく話してくれました。

村崎さんは、被差別部落出身で、マスコミ界ではタブー視(取り扱い注意事項)されている題材だそうです。
で、そのことを小説にした1冊目は、マスコミから完全に無視されたそうです。
その世界で働いている人が書いた本であっても、そういう扱いをするところって、恐ろしいなと思いました。

そのことで村崎さんと衝突もしお互いの家族にも反対され、とても悩まれたそうです。
でも、2人でがんばってみようと、2冊目を出版し、人に頼らず自分の足で売ろうと、夫婦で理解者を増やしていったそうです。

放送界の裏事情もショックでしたが、部落問題が自分の思ってるより、まだまだ根深いことにショックを受けました。

栗原さんは、職業柄もあるでしょうけど、お話がとても上手でした。
でも、時々こみあげてくるのを押さえきれず、ハンカチで目を押さえてました。
会場も泣いていた人が多かったみたいです。

講演が終わってお手洗いに行くと、たまたま聞こえてきた会話が、箕面でも結婚差別があったという話でした。
それも古い話ではなく、現在の話です。
差別の根深さを再実感しました。

(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)(%緑点%)(%黄点%)

そして、今日は分科会「在日外国人問題」に参加してきました。
今年は、夜間中学校の話で、在日の人がたくさん通っている「東生野中学校」の民族学級の先生(在日3世)Oさんと夜間中学の先生(日本人)Iさんのお話でした。

Oさんのお話ですごいなと思ったのは…
「朝鮮に帰れ!」と言われると自分たち3世は黙ってしまうけれど、1世のハルモニ(おばあさん)たちは、「そんなら、返してや!」と言い返すそうです。すごいパワーです。

こんなパワフルなハルモニたちが、夜間学校で学んでいるのです。
夜間学校は、勉強するだけでなく、同胞に会えるし、堂々と本名を名乗れる場所だったそうです。

I先生からは、楽しそうな学校の様子を聞くことができました。
当事者ではないけど、ハルモニたちの一番近い所で、きっと一緒に泣いたり笑ったりもしながら過ごしてこられたので、現場の声としてリアルに聞くことができました。

2日間を通して、やはり現場は大事やなと思いました(%王冠%)
机の上だけで考えていてはだめで、現場や当事者のリアルな話に目を向けないといけませんね。

全部は紹介しきれませんでしたが、2日間大きな学びをいただきました。
今後の活動に活かせるよう、しっかりインプットしておきます(%ニコ女%)