仙台の共に働く
〜3月11日、揺れてもパンをこね続けたコッペの話〜
日時:2012年1月20日(金) 18:30〜21:00
場所:箕面文化・交流センター 8階大会議室
講師:飯嶋茂さん(NPO法人麦の会 コッペ代表)
当日は、35名の方が参加くださいました。
ありがとうございます(%ニコ女%)
今回のチラシなどに載っていた飯嶋さんやクッキーのイラストは
ちまちま工房の新しいスタッフが描きました(%エンピツ%)
1部では、飯嶋さんからコッペの始まりから現在までを
お話いただきました
1988年12月開業
その当時は、補助金などもなく
中心メンバーが出資金を出し、債権を集めて資金を作ったそうです
1997年から仙台市と補助に向けての相談を始め
小規模作業所としての補助が受けられるようになったそうです
その後、自立支援法による就労継続B型に移行
B型だけれども、障害者スタッフ3名と雇用関係を結んでおられます。
途中、コッペの作業風景を映像で見ました
飯嶋さん曰く、みんないつもよりはりきっていたとか…(%ニコ男%)
この映像は、youtubeでも見られます→コチラ
休憩をはさんで、2部は
ねっこ共働作業所(滋賀)の白杉滋朗さんとの対談です
会場の質問も織り交ぜながら
「共に働くこと」「地震のこと」などを話していただきました
特に地震では、地震の被害ありましたが
放射能問題のため、コッペのクッキーも公的機関で
検査を受けられたそうです
飯嶋さんは、おひとりで話すより対談の方が
リラックスしてお話しされていたように思います(%ニコ女%)
休憩の間に、飯嶋さんから持ってこられた
東北支援物産(コッペのクッキー、油麩、牛タンカレー)は完売
同じく、白杉さんが和歌山(台風被害)から持ってこられた「乾燥ひじき」も完売しました(%星%)
実際にお会いした飯嶋さんは小柄な方で
どこにそんなエネルギーがあるのかと失礼なことを思ってしまいました
講演会の日も朝から大阪入りされ、
東北支援物産展を訪問された後
箕面市内の「ともに働く」現場を見学されました
やっぱり、現場を知り、つながることは大事と思います。
最後に飯嶋さんのレジュメからの文章を引用して終わります(%ハート%)
20年以上にわたりコッペを続けたきたおかげで、地域のみなさんにも認められ
コッペに通ってくる障害当事者の姿も当たり前の風景として町に根付いている。
施設として特別な目で見られることなく、あそこのパン屋さんで働いている人として
by Oやん