リーフチェック報告
●田辺「沖ノ島」ニシザキサンゴのサンゴ被覆度は水深5メートルの海底で70.6%と昨年並みで非常に良好だった。オニヒトデは2匹確認された。2004〜05年の低水温で2〜3割減ったサンゴは以前の状態に復活しつつある。
●今年より初めての調査となる白浜「四双島」アーチ周辺では、被覆度が水深3メートルで41.9%、7メートルで12.5%だった。このデータは弊会実施の広域調査と一致する。
●研究者の講評
「沖島では04年の状態まで復活した。この全国有数のテーブルサンゴ群集を守るためにはオニヒトデの被害を四双島で食い止める必要がある。四双島では見たところ、オニヒトデは昨年の夏より少なく、駆除活動の成果が出ているのでは。今後の定点調査でサンゴの変化を見たい」
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