6/12加太海岸海底清掃&ビーチクリーンナップ開催報告
★ご挨拶頂きました皆様
○市長 大橋建一様 ○和歌山海上保安部部長 乾敏朗様 ○国土交通省近畿地方整備局和歌山港湾事務所長 長池伸治様 ○市教育長 大江嘉幸様 ○加太観光協会 会長 利光伸彦様 ○市議 尾崎まさや様(WDA顧問)開会宣言
★○加太漁業協同組合専務理事 宮本康男様 ○加太中学校校長 宮本昌昭様 ○加太小学校校長 堀優子様 ○和歌山大学経済学部准教授 藤永博様・岩田英朗様(順不同)
★参加者数 総勢 267名
【ゴミの傾向:全100袋】
●流木、漂着海藻、雑草 50%(漂着ゴミが多い)
●海岸での余暇活動からでるゴミは28%です。特に食品用袋とペットボトルです。
●海上・海中での活動からでるゴミは18%です。
【ダイバーによる海中の様子や感想】
●釣り糸、釣り餌容器が回収されたがゴミは少ない。キレイな海である。 水温は20℃、透明度は10m程度。 浜辺と同様に水底の砂は細かい。
●アマモが大変多い。 波うち際から少しいくと、背丈20cm程度のアマモの林となる。さらに沖に進むと1mまで成長したアマモ群落がある。相当な広さがあると思われる。 メバルやチャガラなどの稚魚が無数に生息し、岩場にはワカメが多い。
追記:
今、和歌山県の日高以南では「磯ヤケ」の問題により漁獲量は激減していることから比較すると、加太海水浴場の海底は藻場で覆われた大変豊かで健康な海と感じた。
アマモは「海のゆりかご」と呼ばれる。 アマモは太陽の光を受け光合成により海のCO2を吸収し富栄養化(汚れ)の窒素・リンを栄養源として体に取り込み(海底・海水の浄化)成長し酸素を放出する。 この藻場にタマゴ生み、産まれた幼魚は隠れ家とし成長を続ける。 水底の地形安定にも役割がある。 この藻場を絶やさないよう保全する(漁業を守る)ことが重要と考えます。
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