更新が滞ってしまい本当に申し訳ありませんでした!><

三期生のまさやです!

今回は、先日の5月14日に開催された長田フェスティバルに大岡ゼミ三期生初のフィールドワークとして参加したので振り返りながら書きたいと思います。

当日はとても気持ちのいい天気となり、最高のスタートをきることができました。

長田の名物である鉄人28号の巨大モニュメントが見える場所で皆で集合写真を撮り、その後事前に決めていた班に分かれていよいよFWの始まりです。

僕はA班だったのですが、まずこの祭りが「多文化共生」をテーマに催されているか観察しました。

祭りでは鉄人28号の巨大モニュメントの下で、さまざまな国の踊り(太極拳やカポエイラ)やジャパニーズヒップホップにのせたダンスが交互に織り交ぜられながら賑やかに行われていたり、パンフレットが英語と中国語と日本語の3ヶ国語で作られていたり、フードエリアでは各国の料理を扱った店が出店されていたりと所々に多文化交流の側面は見えていたものの、予想していたより外国人の方々の数が少なかったり、そもそも触れ合う場所がなかったりと3Fは表面的であると批判されても仕方がない状況であったという印象も残念ながら受けました。

しかし祭り自体は活気に満ち溢れ、授業で3Fをテーマに取り扱った3班の発表でもあった通り非日常を「楽しむ」という重要性もまたFWを通じて身を以て体感できたと思います!

その後長田の日常的な共生に目を移し、商店街を観察しました。まず感じたことは中華料理屋さんが多いということです。インタビューはできなかったのですが、このような様子をみても長田には多くの外国人の方がいることが伺えます。

僕たちA班は「三国志ミュージアム」と「琉球ワールド」に行きインタビュー調査をしました。

その結果、「三国志ミュージアム」は中国との関係によってできた施設というよりは「鉄人28号」の作者である横山光輝氏のもう一つの代表的作品である「三国志」に関連した施設であることが分かりました。

また「琉球ワールド」でのインタビュー調査では昔、長田の近くには暑い労働環境に慣れた奄美大島出身の方々が近くの造船所や神戸製鋼等に出稼ぎに来たそうです。その方たちのお孫さんたちと兵庫県が、阪神淡路大震災の復興を目的に作ったのがこの施設であることが分かりました。

何気ない「なぜ?」も勇気を出して聞けば、思いもよらない歴史や関係性がみえるということがわかり、インタビュー調査の重要性や面白さを実際に体験できた良い機会でした^^

各班の調査が終わり、集合して少し調査結果の報告会をしてから、また事前に決めていたグループに分かれて自由行動となりました。
各々ボーリングをしたり、カフェでおしゃべりしたりと絆が深まったようで本当にいい時間がすごせました^^

こういったこともこれからのゼミ活動においてとても大切なことですよね!

その後8時に大岡先生とも合流して三宮でゼミコンをしました(企画係のみんな、ありがとう!)
積もる話は途切れることなく、時間があっという間に過ぎてしまい危うく終電を逃しそうになった人(逃してしまった人)も僕を含めてちらほらいたそうな・・・(笑)

そんなこんなで初FWの長い一日が終わりました。

今回は僕自身のインタビュー調査結果や体験を書きましたが、他にも主催者の方にインタビューを行った班があったり、各国の料理を食べた人もいたそうで、実際に足を向けて目で見て肌で感じることによって三期生の皆にとっても多くの新しい発見ができたFWになったのではないかと思います。

その分多くの反省点も見つかったと思うので、第二回FWで生野コリアタウンに行く際は今回の反省を活かし、より実のあるFWにしましょう!