2007年5月18日の記事

当会では、地域資源のポテンシャルをいかに引き出せるか・・出来る範囲で可能性を模索しています。そのひとつが学校です。

公立の中学校では、建築物はともかく、学校施設全体が造園的意識を持って造られることは希です。花でも植えたい所がコンクリートで処理されていたり、校舎の裏は雑草ぼうぼうだったり・・それらを改善して、公園的な雰囲気の学校があれば素敵だと思いませんが?

ということで、学校のガーデニング(?)に取り組んでいます。子供、命を育む場所ですから、出来る限り良い環境であった方が・・というよりは、普通の家庭なら花を植えて気を使うように、学校もその感覚で飾りたいということです。これは学校の為だけではなく、学校がキレイになれば周りの町も限りなく恩恵を受けます。一石二鳥ということです。
園芸的に見ても、植える場所は豊富にあるし、道具もお借りできるし、集めた落ち葉は堆肥場に・・犬のフンも無く(笑)、学校はとっても魅力的な場所ですよ。

当会では、主にフェンスなど、街に面した部分の花壇化を進めています。施設だけでなく、管理などに地域住民が係わることで、地域と学校の関係が深まっていくことを願っています。

前置きが長くなりましたが、ということで花壇の作成。
100m程の外周部分を花壇にしたいのですが、予算がないなあ・・そういうときに渡りに船、那賀振興局で間伐材の利用法を募集した「木づかいのコンクール」がありました。応募しまして、見事??当選。丸太材を頂けることになりました。
写真:学校に運び込まれる丸太
ちなみに、粉河ハイランドパーク近くで、間伐体験もやりました。

さてさて、次は施工費・・確保でき次第、花壇をつくっていきますのでお楽しみに。