和歌山高校のチューリップ植えをお手伝いしてきました。
この和歌山高校では、職員と生徒さんが校内にチューリップを植え始めたことから始まり、今では1万本が咲くようになりました。それが賛同を広げ、「チューリップリレー」としてチューリップを植える学校がいくつかあるのです。わがグリーンクラブも日進中学PTAと約3000球を植えています。個数は・・その年の球根単価で変わりますが(笑)。
さて、和歌山では少数ですが、学校の校庭を芝生にという事業があります。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500400/sibafu/yasuhara.html
芝生は管理など大変でしょうが、「学校の景観向上」は同じくグリーンクラブの活動の柱になっています。
そもそも公立の学校は、景観的、造園的要素が省みられることがすくなかったのではないでしょうか?本来学校は地域の命を育む中心地として、もっと良い環境であるべきです。
校舎はともかく、花壇や木は「とりあえず植えときました」という設計があまりに多い。学校も外周に花を植えられるようにしたり、公園のようにトータル的な景観計画を行うなら、それは地域にも良い影響を与え、大切な憩いの場所となります。教育、防犯、まちづくりの効果は計り知れません。
ハワイの田舎で学校を見た時も、熱帯なのに芝が広がり綺麗に整備されているのを見ました。そこまでとは申しませんし、芝生やチューリップに限定しなくても、PTAや生徒の力を合わせればお金をかけずに今以上の学校環境を作ることは可能です。
というか、普通は自分の家の雑草は自分で抜きますよね。庭があれば花を飾ります。勉強も大事ですが、そういう人としての当たり前の価値ある行為が学校でも形にできればと。
きれいな景観で有名な関西学院大学や北海道大学は、その存在で町の価値も引き上げています。特別な大学でなくても、わが町の普通の学校を大切にすべきかと。
当会の活動が普遍的に広まり、「和歌山はどこでも学校が素晴らしい」・・と言われるようになりたいですね。