6月のコラボ談話室を開催しました!

千里に住むいろいろな人とお茶を飲みながらおしゃべりできたら・・・
そんな思いから始まった「コラボ談話室」
第2回は、6月4日(土)10〜12時、コラボカフェ横で開催されました。この日集まったのは、新メンバー4人を含む10人(30代〜80代、女:男=3:7)。

まず、稲垣さんが「いろんな人、いろんな考え」で話題提供。
現代は「多様な価値観」の時代といわれている。他の人の考えに100%合わせるのは無理で、70%程度同じであれば、あとは「そんな考えもあるな・・」と割り切ることで生活できるし、世の中もうまく回るのではと、現実に即した問題提起をしました。

その後は、次のようなフリートークがされました。
自分の財産の処分にあたって、関係者から大反対されて困った/昔のユダヤに対する差別が、今はイスラムに対して行われている/世界がグローバル化する中で、宗教家も地球規模で考えるべきでは/全体の利益が個の利益に優先されるべきと考えると、人間は生物界の最上位ではないはず/孤独を感じる一方で、生きていることに感謝できるようになった/モノを大切にしない自分の子どもと、考え方の違いに悩むことが多い/大震災などを契機に、モノを大切にする若い人も増えるのでは?/若い人を一方的に決めつけるのではなく、老いては子に従えも大切/老いては嫁に従えの毎日だが・・・/経験の中から価値観が生まれるから、年配の皆さんに学ぶことが多い/若い人の価値観に学びつつ、厳しく言わなければならないこともある/若い人とのつきあいでは、損をして得をとれも大切/高齢者施設では、男は一人でいる人が多いが、女はすぐ友達が出来る/価値観は時の勝者によってつくられることも忘れてはいけない/70歳、80歳からでも成長できるし、変われる

初参加の4人は、コラボのチラシを見たり、カフェで紹介されて、楽しみにして来られ、そして、「ほっとした」「来てよかった」「次月も来ます」との感想を残して帰られました。

特に、「一人でいると孤独だけど、自分の気持ちを話せてすっきりした」と話された方に対して、他の方々から「聞いていた私たちも学び、励まされましたよ」「一緒に山でも行きましょう」との言葉が返されたのが印象的でした。

このように、コラボ談話室は、それぞれの暮らしの中のできごとや思いをもちより、分かち合うことによって、少しだけ”ほっこり”した気持ちになって帰っていただけるような場になれば・・・と考えています。

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。
 ■と き:7月2日(土)10〜12時
 ■ところ:コラボカフェ横
 ■テーマ:「ゆるす・ゆるされる」(濱崎定也さん)

(やまもと)