7月のコラボ談話室を開催しました!

7月6日(土)のコラボ談話室は、初参加3人を含む14人。今回は、熊谷邦夫さんの進行のもと、関心のあるテーマを参加者から募り談話する「テーマフリー」で進めました。談話されたテーマは3つ。
■私が大事にしていること
(%赤点%)松本さん:家族→まわり人→地域社会の順に、人の役に立つことをしたい。「今日は、残された日々の最初の日」と考えて、どうせやるなら愉快にやろう(嫌々やるのはやめよう)と考えている。
(%青点%)談話:何も考えずに泳いでいるように見えるマンボウに多くの見学者が集まるように、あまり考えすぎないで生きることが大切では?

■今の世相をどう思うか
(%赤点%)広田さん:練習が禁止されているゴルフ場で平気で練習する若者のように、周囲への配慮や譲り合いがない。自転車が車にぶつかったら、車の方が悪い。大学生の就職率が悪いのは、挨拶もろくに出来ない現実が背景にある。論文は、Webを利用するから、ほとんど同じ内容。これらは、若い人への教育不足の結果か。年輩者が毅然とした態度で、若い人にもっと教えなければ。
(%青点%)談話:会社時代に部下を厳しくしかる先輩が「教育に妥協はない」と言っていた/シベリアの収容所時代に「厳しい班」は全員健康だったが、「民主的な班」では病人が半数でた/

サルトルは「最大の教育は親が早く死ぬこと」と言っている/終着駅に着いたのに寝たままの人をそのまま下車する人がほとんど。列に割り込んだ若者をしかったおじさんが新鮮だった/子育ての社会的経験者が周りにいないこと、兄弟が少ない、同学年としか付き合わないことが要因では/年寄りと若者、親と学校の先生、地域の住民の間などに断絶がある/譲り合い・助け合いの心が薄れたのは、豊かな社会になったからなのか?/モノは豊かでも心はそうではない。勇気・愛情・少しの金があれば何とかなる/

■親子関係
(%赤点%)瀬尾さん:子どもは私の意に反して、勝手に歯科医院を経営しているが、何とかうまくやっている
(%青点%)談話:シルバーシートに座った若者に注意できるか?年輩者が反省しないと/現役の時は注意したが、リタイアしてからはやめている/地域の将来を考えている高校生、田舎の活性化のために起業した若者など、若い人の中には頑張っている人も多い/若い人すべてがダメなのではない。年輩者は、NPOなどを金と知恵で応援すべきだ/この談話室は、市が設置したものと思っていたが、市民の発意で運営されていることがわかった

「テーマフリー」は、テーマを掘り下げるには不向きですが、「話したいこと」を出していただくには効果的だったようです。「テーマ型」を基本にしながら、ときどき「テーマフリー」で進めたいと考えています。

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。
 ■と き:8月3日(土)10時〜12時
 ■ところ:3階第1講座室
 ■テーマ:「中間世代から見た下世代と上世代」(久保田哲也さん)
コラボ談話室では、“世代間のコミュニケーション”への関心が高まっています。今回は、中間世代の久保田さんから見た下世代(〜30代)と上世代(60代〜)の特徴や、言いたいこと・聞きたいことなどを話してもらい、そのあとフリートークします。コミュニケーションの第1歩は、互いを知ることから・・。意外に似ていたり、ビックリするぐらい違っているかも。第1土曜日の朝は、コラボへGO!!
(やまもと)