哲学カフェ記録
日 時:2013年6月29日 14:00〜16:00
場 所:コラボ第1講座室
参加者:20名
テーマ:フリー(参加者がその場で提案、多数決で決める)
進行役:大阪大学招聘教員 高橋綾先生
○テーマ案と投票結果
例: テーマ (1次投票:2票/人) (2次投票:1票/人)
①若さ、若い、若い人 (1次投票:2)(2次投票:0)
②人はなぜ自分の考えに固執(こだわる)するのか (1次投票:4)(2次投票:0)
③日本人の国民性は?(1次投票:8)(2次投票:6)
④こどもはどうして学校へ行かなければならないのか(1次投票:4)(2次投票:0)
⑤君は自分の延命を望むか?(1次投票:1)(2次投票:0)
⑥冠婚葬祭に必ずでるか?(1次投票:1)(2次投票:0)
⑦ほほえみについて(1次投票:1)(2次投票:0)
⑧当たり前とはどういうことか(1次投票:8)(2次投票:14)
⑨人に迷惑を掛けない孤独死はあるのか(1次投票:4)(2次投票:0)
⑩精神的に健康とはどういうことか(1次投票:4)(2次投票:0)
⑪人類の文明は上り坂か、下り坂か(1次投票:2)(2次投票:0)
⑫人はなぜ他者の不幸をよろこぶのか(1次投票:1)(2次投票:0)
計 1次投票:40 2次投票:20
(議論の場の雰囲気ー濱崎記)
人は必ず死ぬなど、絶対的な事象は論じる対象外に。
当たり前すぎ、あいまいなテーマで、議論になるのかと懸念される発言もあり。
議論の途中でも、関連した別の問題提起もなされた。
当たり前という事を、内省的にとらえようとされる発言があったが、むずかしく無
理があったようだ。
当たり前との発言には、心理的、力関係など人間関係が大いに作用していると認識。
主題からやや外れるような発言もあったが、普段しないような発想で、それなりに
興味あり。
当たり前という 言葉を使うか、使わないかというやや皮相的な議論になりかけたこ
ともあった。
多様な切り口・意見がありよい哲学カフェだったのではないか。
(発言したかった事と感想ー加福記)
・当たり前は相対的なもので、時代や文化によって異なる。
・又、自分にとっての当たり前と世間の当たり前も異なる。
・後者の差がストレスにもなり、自分や世間を変革する契機にもなる。
・今回は「当たり前とはどういうことか」(浜崎氏提案)という
良いテーマが選ばれたが、その場でテーマを募集すると考える時間が
少ないのが残念だ。もう一度、このテーマを予告して論議する機会が
あっても良いのではないだろうか。
(加福)