10月5日のコラボ談話室は、やや少なめの10名でしたが、その分しっとりした会になりました。テーマは、「私のお気に入りのフレーズ」(話題提供・進行:松本勲さん))。松本さんは、3つの観点(①エネルギーを生み出す源泉、②物事に取り組むときの基本姿勢、③早く立ち直るために、落ち込みを最小限に)から、次のようなフレーズを紹介した。人はだれしも「希望と才能と元気」を神さまから授かっている。問題は、それをどう引き出すかだ/「現場現地:現物・現実・現時点・現人」(5つの現)−自分の身体五感で確かめる/“TODAY IS THE FIRST DAY OF THE REST OF YOUR LIFE”(今日という日はこれからの人生の第1日目。さあ、心新たに歩みを始めよう!)
参加メンバーから紹介された「私のお気に入りのフレーズ」は次のようなもの。尾崎行雄の「真実を知れ」を念頭に置いてきた/何事をやるにしても健康が第一(例:早起きして朝日を浴びて、地球自転と人間の体内時計の時差を調整する)/うさぎとかめ/カマスと水槽の中央にガラス仕切り(思い込みの影響の事例として)/ナマズとイワシ(同類の中での異物の存在の重要性)/茹で蛙の話(慣れはおそろしい)/蟻の20%(いざという時の役割)/スイスの国防意識と体制/ハインリッヒの法則(300−29−1):1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという労働災害における経験則の一つ/グッピーの法則(20−60−20)/金を貸してもよい人物の見分け方:心に余裕のある人物であればOK/働かない社員の集まりを評して上司曰く「それが世の中である」/番外編(トラブルも ゲームのごとく 明日は勝て)
その他、次のような発言があった。/キリスト教の神の存在が前提となっている欧米諸国と日本では感覚が異なる(最初紹介されたフレーズには違和感がありしっくりこない)/船場の厳しい規律と躾の経験が大いに役に立った(椅子の座り方が悪くて会社を辞めさせられた事例等)/真実は何かが基本的問題(歴史的には教育が政治に利用される場面が多い)/イスラム(ジハードはどう考えるべきか)/理想と現実にはかなり乖離がある(現実は厳しい)/教育界の問題は深刻(教師の質の問題も含め)/寿命の計算の仕方(4376÷1分間の脈拍数)/食器類は裏側から洗い始めること
参加メンバーからの「お気に入りのフレーズ」の紹介が少なかったが、それぞれの多種多様な関心から興味深い話題が提供され、有意義な談話室になりました。
次回の予定は次のとおり。土曜日の朝、ふらりとお出かけください。
■と き:11月2日(土)10時〜12時
■ところ:2階多目的スペース(カフェ横)
■テーマ:「”自分さがし”は日頃から」(話題提供:濱崎定也さん)
私たちは、進学・就職・結婚・・・など、いろいろな選択を迫られます。人生を大きく左右するものもあるし、軽微なものもあります。そのような場合に、必ず自分に向き合って、自分とは・・・と“自分さがし”を繰返しています。若者にとっての最大の関心事は就活であり、高齢者にとっては終活かもしれません。どのように自分さがしをするか、しているか、気楽に話し合いましょう。土曜の朝はちょっと早く起きて、コラボへGO!