3月のコラボ談話室を開催(3/1)

次回の予定は次のとおり。
●と き:4月5日(土)10時〜12時
●ところ:2階集会場(公民館事務所横)
●テーマ:「今やっていること、やりたいこと」(話題提供:熊谷邦夫さん)
 私たちは、いろんな想いをもって、いろんなことをする中で、「人にすすめたい」、「大勢いるともっといいのに」と思うことがあるでしょう。同時に、「何かをはじめたいけど、なかなか思いつかない」という人もいるでしょう。
 みんなでいろいろと話してみると、いいヒントが得られるかもしれません。また、自分の視野がちょっと広がるかも知れません。みんなでいろんな「やっていること」「やりたいこと」「どうしたらいいか分からない」を出し合いましょう。
 第1土曜の朝は、ちょっと早く起きて、コラボへGO!

(やまもと)

3月1日(土)のコラボ談話室のテーマは、「今どきの高校世代」(話題提供:藤本智奈美さん)。参加者は、30〜80代の17人(初参加者3人)。
藤本さんは、この1年間、定時制高校の進路指導員として勤務されました。その経験を話していただき、現代の若者をとりまく社会環境について学び、私たちでできることを考えようとの趣旨で開催したものです。

私たちがイメージする定時制高校は、経済的な事情などで全日制高校への進学が困難な苦学生が学ぶ場所でした。しかし、藤本さんによれば、今日の定時制高校に通う生徒には、家庭の経済的事情だけでなく、学習意欲、コミュニケーションなどに問題を抱える者が多い。働きながら学ぶ生徒は1割程度。そして、入学時の生徒の約半数が中途退学する。このような状況の中で、彼らの就職をとりまく環境は厳しいなどの話をされました。

これに対して、「自立心、向上心をまず身につけるかが大切では」「リタイアした高齢層が力になれることはないか」「数学・英語などの一般教科以上に、企業のインターン制度などを通じて社会の実情を学んだり、コミュニケーション能力を身につけることが大切では」「インターン制度などを通じて、自分のいいところを見つけることが大切」などの意見が出されました。
このように、私たちが知らない定時制高校の実情を通じて、今の若者をとりまく社会の一面を学び、私たちにできることはないかを考える貴重な時間になりました。