10月のコラボ談話室「最近おかしいと思ったことは?」開催

10月4日(土)、コラボ談話室「最近おかしいと思ったことは?」(話題提供:熊谷邦夫さん)を開催しました(参加者15名)。熊谷さんは、「ちょっとおかしい」を話題に、会話が弾み、見方・考え方が広がることを期待します。例として、アジア大会のバトミントン試合で日本が空調調節によって不利にされたとしたら「ちょっとおかしい」ですが、世界ではよくあることのようです、と話題提供(添付参照)。そのあと次のようなトークが続きました。
 韓国のバトミントンの空調問題が本当なら、国家や国民の品格にかかわる問題/昔は堅気の人は使わなかっ「やばい」が常用されるように日本の品格も変わった/平和な日本では自分の興味のあることをやればよく、ガラスのような心が壊れると「キレル」など極端に走る/

中東で「おしん」が流行る背景に貧困問題があるように、日本人が知らないことで「おかしい」と思うことも多い/最近まであったバス停のベンチが撤去されて不便だが、どこに訴えたら良いかわからない/バスの発車時刻に間に合うように来れば、ベンチは不要では?/生活リズムがゆっくりな高齢者は早めに出かけるから、ベンチや日陰があれば嬉しい/隣の家が空き家になり草ぼうぼうで困っている。こんな日頃思っていることを気軽に言える場や仕組みがない/加害者の人権が被害者以上に守られたり、刑務所が楽に生活できる老人ホームのようになっているのはおかしい/生活保護世帯が年金受給世帯よりも所得が多いのもおかしい/

図書館の入口に自転車を置いた女性に注意したら、逆上されたうえに「ゾンビみたい」と言われた。今の人は相手を打ちのめす言葉がさっと出てくるみたい/ハトに餌をやっていたことに凄い口調で注意されたので、「すみません」とともに「あなたの言い方に傷つきました」と言ったら相手も気づいた。説明も大切/いじめは満たされない心のはけ口として出てくる/いじめは大人の社会にもあり、大人から変わらなければいけない/褒めることと同じぐらい、しかることも大切/今の子どもは「わめく・さわぐ・うるさい」だけでかわいくない/孫の機嫌を取りながら対応しているお爺・お婆もだらしない/地域にいっぱいいる高齢者が地域の子どもの教育に携われる場があれば良い/

死に際に親族・知人を呼ぶのは本人にとって良いことか疑問/i生きているうちに会うことに意味がある/生きているうちに親にあえて良かった/死に行く人の手を握ると握り返すように安心するようだ/救急車で運ばれて生死をさまよっているときに救急隊員が声をかけ、手を握ってくれたので生還できたと思っている/葬儀は亡くなる人が日頃疎遠になっていた人を一堂に集めてくれる「最後の仕事」

 参加者の心に日頃からある「おかしい」を出し合いながら、愚痴の言い合いにならないで、コミュニティや社会のあり方を考える良い機会になりました。年に数回、このような談話室が合っても良いのではと感じました。

次回の予定は次のとおり。
 ●と き:11月1日(土)10〜12時
 ●ところ:2階 集会場(公民館事務所横)
 ●テーマ:「『しあわせ寿命』って?」(話題:濱崎定也さん)
 長く生きるだけでなく、健康であることが大切だと、「健康寿命」が唱えられています。さらに、健康であるだけでなく、しあわせでいたいと願います。健康寿命のように「しあわせ寿命」って考えられませんか? しあわせ寿命ってどんなものでしょう? 熟年〜壮年〜若い人みんなで、お茶を飲みながらおしゃべりしましょう。
第1土曜の朝は、ちょっと早く起きて、コラボへGO!

(やまもと)