5月7日(土)、コラボ談話室「マイカーは必要ですか?」(話題提供:堤律子さん )を開催しました。参加者は連休が影響したか、いつもよりやや少なめの13名(うち初参加2名)。
堤さんは、車がないと生活できない沖縄生まれ。静岡に転勤してマイカー購入。結婚ののち枚方、四條畷に転居後も車に乗る。夫がバンコクに赴任後に車を手放す。3年後に浦安に住んだとき、友人の大半が車を持っている中でみじめに感じた。09年から豊中に住んでいるが、気がつけば17年間マイカーなしの生活。免許取得中の息子も車にそんなに関心がない。みなさんは車とどう付き合っていますか?マイカーは必要ですか?と話題提供しました。その後は次のような談話が続きました。
車の利用状況を挙手で尋ねたところ、車あり:なし=9(運転する4,しない5):4、自転車のる:のらない=4:9/80代の自分には買物用の2輪車が移動手段。杖代わりにどこでも行けるし、座れる/移動手段としてと同時に、積む・運ぶ・すぐ出かけられるなど、遊びの道具として目一杯使ってきた/駅近に住んだので車なし(自転車で移動)で生活してきた。車を利用するかどうかは、住んでる場所、趣味、家族構成などによるのでは?/長く住んだアメリカは、車がないと買物もできない車社会。でも車への思い入れは日本人ほどない。帰国後は車をもたず、旅行などにはカーシェアを利用/バンコクでは、車は治安上安全と考えられ、大切にされている/
パキスタンでは、バスは飛び乗って・飛び降りるものだが、バス停がわからないのと、治安上問題なので、日本人などはあまり利用させてもらえない/浦安に住んだとき「みじめ」と感じたのは、運転もでき、車を買う経済的余裕はあるのに・・という思いから/車大好き・運転大好き人間。狭い道を走ったり、省エネの工夫をして走るのがまた楽しい/現役の時から車の運転が仕事だった/大学時代に資材の運搬や留学生の案内に運転役をした。アメリカ留学中は、キャデラックを借りてデート。今は山に入ることが多いので車(4駆の軽トラ)は必須/車好きの人と結婚したので一生助手席だと思う。市川市では、車・自転車・人の3ゾーンに分かれた道があり、公的施設をつなぐバスサービスの社会実験がされていた/
転勤時に免許を取ったけど、主人が運転するから車に乗らず、多分一生ペーパードライバー。JRの「おとなび」「ジパング倶楽部」などを利用すれば安く旅行できるし、お得な切符を見つけるのも楽しい/外車に乗った時期もあるが、事故の時の修理代が高い/環境保全や健康づくりなどのために工夫していることは?→ハイブリッド車、自転車、歩く/人間がつくった移動・遊びの最高の道具である車を手放す必要はない。これからもどんどん使いたい/年とともに運転技術も衰えるから、一定の年齢になると車を手放したほうが良い
車は「移動手段」と同時に「遊びの道具」でもある。車に乗るかどうかは、住んでいる場所、年齢、家族構成、趣味、環境・健康意識などによって選ばれる。「車」という身近な題材を通じて、参加者の生活環境やライフスタイルが透けて見える楽しい談話室になりました。
次回の予定は次のとおり。
●と き:6月4日(土)10〜12時
●ところ:2階 第4講座室
●テーマ:「忘れられないあの食、この味」
話題提供:浜崎定也さん(コラボ市民実行委員)
ふと思い出す子どもの頃の家庭の味。旅先で味わっためずらしい郷土料理。人それぞれに料理や食べ物の思い出があります。まずかった食べ物や、酒の失敗談があるかもしれません。
“食”は、人の元気のみなもと、人と人の交流を生み、独特の文化を育みます。そんな料理や食べ物にまつわる思い出を持ちよって、お茶を飲みながら話しましょう。
(やまもと)