7月のラウンドテーブルレポート

120728、RT@千里中央・コラボ

参加者:18名、今回は初参加の方が多かった。
初参加:8名
学生:2名

RTには市民活動、地域活動を初めて行おうとする方の
参加もある。
以下はその際の論議を通じての感想です。

市民活動、地域活動を始める場合、活動分野の予定・
活動を訴える場・仲間などの有無によって3つのCASEが
考えられるようだ。

1 活動分野未定のCASE
2 活動分野は確定、活動を訴える場や仲間を求めるCASE
3 活動分野は確定、活動を訴える場も定まっていて、進め方などについてのADVICEを求めているCASE

2の事例:PCのPROGRAMMING普及活動
3の事例:活動を訴える場がマンションでありマンション住人のCOMMUNICATIONの
活発化の企画、推進。

1の場合にはきずなの市民活動団体情報を紹介することが有効である。
 http://www.kizuna-toyonaka.or.jp/skinfo/index.html

2の場合には例えば千里市民FORUMという場を紹介することが有効である。

3の場合には例えば自治会で永年粘り強く活動しているRTのMEMBERの方の
 ADVICEが有効である。
 又例えばRTがWEAK TIES(*)であり続けるよう心がけることが重要である。

(*)WEAK TIES:
ゆるやかなつながりが保たれていて折に触れて有益な情報が齎されるようなNETのことかと思われる。
地域の活動を始めた人が「連帯を求めて孤立を恐れず」(全共闘)という悲壮な心境に陥るのではなく「徳は孤ならず必ず隣あり」(論語)という心境で活動できるためには WEAK TIES の存在が実感されなければならないであろう。
WEAK TIESは1,2,3のどのCASEでも重要であるが、
3のCASEにとっては特に重要であると思われる。

参考:玄田有史 希望のつくり方 岩波新書 2010年 
 p85〜 WEAK TIES
 p124:理解者が3人あれば頑張れる。

★次回は、10月6日(土)14:00からの開催です。

(加福)