昨日は冬至でした。日の一番短い冬至を太陽運行の出発点として、暦が定められたという記事が出ていました。

 12年12月4日(火)交流カフェで、ハンガリー人サーイエル・イルディコーさんを招いて開催されました。サーイエルさんは、阪大の留学生で教育学を勉強しています。
彼女は、日本語が流暢だったので質疑も活発で、興味深い話を数多く聞くことができました。日本人にとって、観光名所や有名音楽家のごく一部の面しか知らない国でした。
話の一端を紹介します。

 ハンガリーはハンガリー語でマジャルと言う/ウラル山脈を起源とするマジャル民族が移住/西暦1,000年にイシュトヴァンⅠ世が建国/モンゴル軍の襲来を受けモンゴル文化の影響も/ハプスブルグ家の支配→ハンガリー王国/第二次世界大戦後ソヴィエト連邦が占領/祖父母はこの時代の事を語らないので、全く知らない。

首都ブタペストは、ドナウ河を挟んでブタ側とペスト側があり、多少習慣の違いがある/河に面して立派な国会議事堂、その対岸に王宮跡(現在はホテル)がある/裕福な家庭でなくても別荘を持っている/冬は湖や河が凍結し、スケートで遊んだり、歩いて渡ることもできる/温泉が多く池が温泉になっており、家族連れや外国人観光客も楽しむ/ブドウ酒づくりも盛ん/学校は小学1年生から中学3年生までの一貫校。

 その他、料理やお菓子/お祭り/恋人へのプレゼント/原発一基保有等々の紹介も。
 サンプル品として、三角錐型ルービック キューブ/男性用の刺繍のあるベスト/お祭りで胸に付けるリボン他も回覧された。

 日本食は何でも食べるというので、会席料理を食べたことがあるか質問したところ、”それ何ですか?”と、逆質問されましたが、正確に説明することができず恥をかきました。

帰国して何になりたいか聞いたところ、まだ決めていない。何となく日本語の先生になるかも知れないという程度でした。

 次回開催予定
 日時 2月5日(火) 10時〜12時
 場所 多目的スペース
 話題 モロッコ人留学生を迎えて、生活と文化の紹介

 (注) 1月の開催はありません