2月のコラボ談話室を開催しました!

2月2日、「コラボ談話室」を開催しました。参加者は初参加4人を含む21人。話題提供は、「まちの居場所」(永川裕樹さん)。永川さんは、建築学科で学んでいるが、コミュニティデザイン(人と人をつなぐ関係や場のデザイン)に関心がある。千里ニュータウンを代表する交流の場である「ひがしまち街角広場」と「コラボ」を比較すると、前者が「カフェ」を中心にした地区の交流の場であるのに対して、後者は「カフェ+多目的スペース」からなり、千里のいろいろな人々が集まっていろいろな活動することによって様々な交流が生まれる場になっている。このような場がいろいろなところに生まれれば、地域がもっと豊かになるのでは?と話しました。

フリートークでは、濱崎さんの進行のもと、次のような談話がされました。
コラボは地域を背負わないテーマ型の交流の場/コラボでは客とサービス提供側が連続している/庄内の公園では環境上や風紀上の問題(例:日中から酒を飲む人や夜中に騒ぐ若者)が原因で立ち入り禁止になり、人々の新しい居場所づくりが課題/地域にある公・民のいろいろな空きスペース(屋外・屋内)の活用が考えられるのでは?/ストリートダンスなどを禁止して若者の自由で創造的な活動の場を奪ってはいけない/公園の利用や環境整備においても、若い人を閉め出さないで、こちらから声をかけることが大切/

何かをやりたい人が集まれる場は多いが、やりたいことがない人が集まれる場は少ないので、これをどうするかが課題/富田林では、地域の大人・学校・農家などが協力した「子どものみそ汁づくり」などを通じて交流の場づくりを進めている/吹田市山田の10店舗が協力して魅力ある地域づくりを進めているように、何かをしたいと思っている人の活動が居場所づくりのきっかけになるのでは?/江坂公園では、いろいろな人がいろいろなことをして過ごしている。バラバラに見える多様な活動が共存しているような場があちこちにあればよい/コラボでまちあるきをしてマップをつくるように、「まち」をテーマにすることで人々の交流が広がる/

交流の場づくりは、みんなが集まりやすい場所につくることや、集まっていることを「見える化」することが大切/昔よく利用したユースホステルの食堂のような、初対面の人でも受け入れられるアットホームな場所がまちにあればよい/街角広場のような地域の空気を吸っている場、コラボのような地域を背負わない場・・いろいろな場が街にあって良い/幼児の書道教室を開催し、子どもと親の仲介役をしながら、いろいろな居場所づくりをしている/自治会は長年の活動の中で形骸化しているものが多く、新しい自治の組織や場が求められているのでは?

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。
 ■と き:3月2日(土)10時〜12時
 ■ところ:2階多目的スペース(カフェ横)
 ■テーマ:「友は私の知恵袋」(原田仁八さん)
70歳を超えた私は、この世で習得したいことは狭い範囲で深く学び、それ以外のことは、精通した友人に教えを乞う毎日です。友人とのネットワークづくりは、『千里コラボ大学校』の講師を引き受けていただく中で進めています。
生きざまは、それぞれの年齢や環境によって違いますが、みなさんが“交流の輪”をどのように広げておられるのか・・・。ざっくばらんに紹介し、話し合えたらと思います。
(添付のPDFもご覧ください)

(やまもと)