8月20日 14時から、宝塚市売布東の町 こむの事業所 研修室において、不登校から考える学習会を開催。
基調講演には、(特)ひょうごセルフヘルプ支援センター 代表 中田智恵海さんから、
セルフヘルプグループ活動の有用性
脱・専門職至上主義
体験的専門知識
ヘルパー・セラピー原則
人とつながることの重要性
について、お話していただきました。
当事者の対処能力とソーシャルサポートネットワークの大きさによって、問題は小さくなる、
つまりは、何か困りごとが起きた時に、その対処方法を知っているお仲間がいるか、いないかで、問題の大きさが違うこと。
私たちは、不登校の専門家ではないですが、不登校を経験した時に学びとった智恵があります。
そんなお仲間に出会う場が、セルフヘルプグループ活動にはあります。
学習会では、5人の若者たちに、いまの自分の働き方、生き方について語ってもらいました。
ディスカッションでは、
「不登校や引きこもりをしていても、才能があった場合は社会参加することも可能だが、才能がなく、ずっとそのままの状態であることもあるのでは?」
と、会場から質問がありました。
これはなかなか、明確な回答、解決策はわかりません。
今回の学習会の開催では、
宝塚市で会いに行ける若者として、パネラーを選びました。
不登校で有名な専門家は、全国におられますが、なかなかすぐにはお話を聞いたり、ちょっと会いに行ったりは、遠くではできません。
近くに、少しでもこころが軽くなれるような出会いがあれば良いなーとの思いから、考えた学習会です。
来年3月には、宝塚市教育委員会の先生を招いた学習会も開催します。
ブログにて、またお知らせします。
本日、ご参加くださった、講師、パネラーの皆様、そして司会やお手伝いをしてくれた若者たち、
ありがとうございました。