こんにちは。
渡辺です。
今まで、5月14日〜15日の松阪訪問の感想を
それぞれが書いたものを載せてきましたが、
実は前回で最終回だったのです!
いっぱいの人がいて
そんだけ、いっぱいの想いがあって、
いっぱいのヴィジョンがあって。
それぞれがそれぞれに想いを述べた感想文は
とってもすてきで、
本当に読んでいて、嬉しかったです。
さて、今日はすこし変なお話をするやもしれません。
私は昨日、「みんぱく」こと国立民族博物館に行ってきました。
というのも、
民博を造った梅棹忠夫さんの書籍とかいろいろが展示された
「ウメサオタダオ展」に行きたかったのです。
梅棹さんは民俗学の草分け的存在で、
私の受講しているゼミの先生の師匠とか遡ってみたら、
梅棹さんにあたるんだよっていうような噂を聞いて、
とっても興味があったのです。
もちろん、本館の方にも行って、世界一周してきましたよ!笑
とっても、おもしろかったです。
初めて民博に行ったのですが、
本館の方では、
展示品の多さに圧倒されて、最後の方は結構、もーえぇわー的な感じになったのは、
少し残念ですが、
基本、めちゃめちゃテンション上がりました。
そんななか、
ウメサオタダオ展にて、
ある言葉に出会い、ふと思ったことがありました。
「わたしたちはたたかいながら生きてきた。」
はっきりとした文章はもうすでに忘れたっていう最悪な事態なんですが、
わたしたちはたたかいながら今まで生きてきたし、
これからもそうだ。そのなかで生きていかなければならないよ…的な
感じでした。
そんななか私が思ったのは、
「たたかい」ということです。
今まで、「たたかい」って「戦い」とか「闘い」とか思ってました。
でも、ほんまに今まで気づかなかったけれど、
平仮名で書くと、「たたかい」になって、
ひらがなの一番目で、日本人はよく使うであろう、「あ」を付けると、
「あたたかい」になるんですよね。
なんか、とっても冷たいものが一気に暖かいものへと変化した瞬間でした。
「たたかい」があるから、
「あたたかい」ものに人は気づくのかなぁーなんて。
今、私の受講しているゼミでは、人と人の助け合いとかにテーマを置いて
毎回、毎回、ディスカッションとかをしているわけですが、
そんな中にも、「闘い」とかがでてくるわけです。
人は「闘い」を避けずして通れないものだろうし、
それによって強くなる。んだろうな。
今、波瀬では、動物とのたたかい、自然とのたたかい、
過疎や限界集落という社会問題とのたたかいがあるでしょう。
でも、その「たたかい」によって
人は暖かくなって、より磨きがかかるのではないのかなぁーなんて。
そんなことを思いました。