毎年、殿(朝来市)では地区の公民館で、希望者が集まってお正月の注連縄飾りを作ります。
お米を作っている農家では、どこでも自宅で作っているかもしれませんが、秋に収穫した田んぼの藁を使って作り続けてきたものです。
稲穂と一緒に干した稲の葉は一般的に藁(わら)と言います。
太陽の恵みをいっぱい浴びた藁(わら)の香りを嗅ぐと癒されますね。自分で育てた藁(わら)ならば、また格別です。
今回は自分で育てた藁(わら)でマイ注連縄(しめなわ)にチャレンジしてみましょう!
注連縄(しめなわ)とは神社や神木などで掲げられている縄の事で、神聖・清浄な場所を区画するためにあるのだそう。
しめ縄作りを聞いて飾り付けをするものかと思っていましたが、稲を編むところから全部を体験できるイベントでした。
まず稲15本で持ち手となる紐を編んでいきます。
3等分した稲の内の2本を手のひらで転がして捩じっていく、二つを捩じって合わせたら最後にもう1本を捩じりながら2つの束に沿わせていく・・・言葉で言っても分かりにくいですね。
これ、実際見てても分かりにくいです。
指導者の方々に手取り足取りで教えてもらって2本目くらいでやっと何となくわかったくらいです。
(1本目は形になったもんじゃない出来です)
何となくわかってくるともっときれいに編みたい!!と10本くらい編んで行きたくなるくらい燃えてきました。
本体の縄作りも紐と作り方はほぼ一緒。
稲の本数が多くなっていることと、根元に団子という稲の束を入れてボリュームアップします。
盛りヘアを作るのにアイテムを盛る場所に投入するのと一緒だなぁ…と思いながら作ってました。
来年も注連縄作りのイベントがあると思いますから、希望者の方は参加して下さいね。