全但バス:お守り付き、竹田城跡の登城証明書 環境、福祉にも“御利益” /兵庫
毎日新聞
全但バス(本社・養父市八鹿町)は3日から国史跡・竹田城跡(朝来市和田山町)の登城証明書を発行する。
紙パックを再利用した手すき和紙製。裏面もお守りになっている凝った証明書で、観光客に人気を呼びそうだ。
縦5・6センチ、横9・4センチで初回2万枚作製。表の証明書部分には雲海や桜に覆われた竹田城跡の写真が印刷されている。
裏には願い事を書くことができるが、朝来市山東町の粟鹿神社で祈とうしてもらった本物のお守りだ。
手すき和紙も同市内の5作業所で働く約50人の障害者が作製したもの。
観光、環境、福祉に同時に貢献する事業として全但バスが企画した。
竹田城跡のふもとにある観光施設「山城の郷」で申請者に無料配布する。
また用紙に再利用する牛乳や酒の紙パックの寄贈を朝来市社会福祉協議会(079・676・5213)が呼びかけている。
【吉川昭夫】
〔但馬版〕
全但バス㈱さまよりこの城跡近隣の観光施設「山城の郷」を訪れられる来訪者の記念品として『登城証明書』を作成するに当たり、法人運営の5作業所へ作成依頼があり。
その知識もノウハウもない中、全所員が総力あげ作業に取り組んできました。
受注内容は、牛乳パックなどを再利用した名刺サイズの「証明書」
その数、とりあえず二万枚。
この作業には、市内の企業の皆さまはもとより、但馬管内で先駆的に和紙作業を手掛けてこられた作業所など本当に多くの方々に支えられ やっと作成できました。
昨日、市内の粟鹿神社にて、全但バス㈱さま並びに法人関係者列席の元、納品する『登城証明書』のご祈祷をさせていただき、無事納品させていただきました。
今後は、名刺なども手掛けていきます。御用命お待ちしています。
詳しいことは、朝来市社会福祉協議会へ