_山城げんき村 神戸大学経済学部中川ゼミ3回生 演習田 はじめの五歩

実地演習5コマ目

ネジバナ

捩花と漢字で表記されます。別名はモジズリ(綟摺)とも呼ばれます。

小型のラン科 ネジバナ属の多年草で、北海道から九州、樺太・千島・朝鮮・中国・ヒマラヤに分布します。

芝生などの草丈の低い、明るい草地に生育しています。

演習田

神戸大学経済学部中川ゼミ3回生と、山城げんき村のみなさんが手植えしたお米の苗です。上の半分くらい齧(カジ)られていましたが。

このとおり、稲の葉が伸びて、すっかり元どおりです。

アキアカネ

繁殖しているのは、通常平地または丘陵地で、低山地の水田、池沼、溝が多いようです。

5月末から6月下旬にかけて、夜間に羽化した成虫が朝になると飛び立って水辺を離れ、1〜2日間草に止まったまま体が十分固まるのを待つようです。

十分に成熟した成虫で、特に雄の体色が橙色から鮮やかな赤に変化するのですが、まだこの個体は赤くなっていません。

通常秋雨前線の通過を契機に大群を成して山を降り、平地や丘陵地、低山地へと移動します。

シロツメグサ

白詰草と漢字で表記します。マメ科シャジクソウ属の多年草です。

ヨーロッパ原産で、北アフリカ・アジア・南北アメリカ・オセアニアに分布しています。

帰化植物でクローバーとも呼ばれています。

日本に渡来したのは江戸時代であり、花を乾燥してガラス器などの緩衝剤として詰め物にしたものから発芽したものであるといわれています。

ツチイナゴ

九州以北では唯一、成虫で冬越しするバッタです。

イナゴは小さいというイメージがありますが、このツチイナゴは大抵のトノサマバッタよりも大きく、土イナゴという名前のとおり、土色をしています。目の下に黒いスジが涙のように見えるのも特徴的です。