実地演習 課外実習あるいは補修授業
ようやく稲刈りに取り掛かかれました
なんと、本格的に稲木(イナキ)を組み立てて、お米の乾燥を天然のお日様と風にお願いしょうと思います
古来からの太陽光の自然エネルギーの利用でしたが、近年は乾燥機により乾燥することが多く、収穫の季節になっても天日干しは手間がかかるため減少傾向にあります。
あんまり、このような稲刈りや稲木掛けを目撃できる機会は、ないでしょうからもしかすると貴重な記録かもしれません
稲木(いなぎ、いなき、いのき)は、イネなどの穀物や野菜を刈り取った後に束ねて天日に干せるように木材や竹などで柱を作り地上から干す材料が地面につかない程度の高さに横木を何本か掛けて作ったものです。
地方によって稲掛け(いねかけ、いなかけ)、稲機(いなばた)、稲架(はさ、はざ、はせ、はぜ、はで)など異称も多いようです。
稲穂などがかけやすい身長より少し上程度のものがほとんどでありますが、中には梯子を使って掛けるような大掛かりなものも作られ、主に収穫後の田畑に作られることが多いようです。
地域によっては特殊な形状のものもある。例えば風の強い島根県石見地方では「ヨズクハデ」(ヨズクはミミズクの意)と呼ばれる特殊な三角錐の形状をした稲木が用いられています。
毎年作るのではなく近くに備え付けしてある地方もあり。稲木に干す作業及びその干した状態は稲木干し、または地域によっては稲架掛け(はさかけ)などとも呼ばれます。
但馬地方では、だいたい八段くらいの稲木が多いようです